【2023年総決算】日本で一番売れたメルセデス・ベンツはCクラスだった！

台数的にはCクラスが圧倒するも、やはりSUVの強さが目立ちます。メルセデスSUVで一番売れたのはエントリーモデル的存在のGLB。しかし、総合11位にランキング入りしたのは高額車両のGクラス。その差は381台もありますが1000万円を超える上位機種が2番目に売れているのですから、その人気と存在感は絶大です！

話題は少し横道にそれますが、Gクラス同様の本格的なクロスカントリー系SUVが2車トップ20にランキング入りしています。総合16位のジープ・ラングラーが4078台、18位のランドローバー・ディフェンダー110が4066台と大健闘。ランドクルーザーを筆頭に日本メーカーのSUVも同様の傾向がみられます。

13位のGLCはスタイリッシュな都市型SUVです。クラス的にはメルセデスSUVのCクラス。GLAはプレミアムコンパクトクラスのクロスオーバー車ですから、皆さん想定以上に堅実な選択をなさっているように感じます。

追随するBMWの最上位は6046台を記録した3シリーズが6位と、意外なことにSUVではありませんでした。アウディにしてもラインナップ豊富なA3シリーズが5736台を記録し同ブランドのトップ。輸入車ってまだまだ嗜好品なんだと感じさせる2023年の輸入車市場でした。

Text：Seiichi Norishige

メルセデス・ベンツ