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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

【これが決まれば上級者】イケオジのハット&キャップ。NGも含めて徹底的にお伝えします。

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

ちょっと飽きてきた冬コーデのアクセントに!

人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第80回目は「帽子」。スタイルクリニック初登場のアイテムです。

スタイルクリニックでは珍しいアイテムとなる帽子。しかし、実はシンプルなスタイルにこそ、帽子は重宝するアイテムだとか。

 

「キャップにしろハットにしろ、それぞれに出自があるんです。今回ノア君がかぶっているのはハンチングで、日本語での別名は鳥撃ち帽。つまり、ハンティングが出自となるんです」

合わせたコーデはクラシカルなチェスターフィールドコート。クラシックとハンティングは対極なようで、共にイギリスがルーツとあって実は相性がいいんです。

「一見するとハズしに見えて、実はルーツ的には同じだからチグハグしない。ハンチングを合わせることで、スタイルに幅が出るんです」

同じ形でも素材が変わると印象も一変。目につきやすいアイテムとあって、より変化を楽しめます。

「ただし、サイズには要注意。顔の大きさに合っていないと途端に違和感を感じます。試着はマストですね」

コーデがマンネリしてきたと思った時、帽子はカンフル剤に。冬シーズンの後半戦に、是非取り入れて下さい!

Herbert Johnson / ハーバート・ジョンソン

一見カジュアルだけどちゃんと名門です

帽子8万1400円/ハーバート・ジョンソン(ヴァルカナイズ・ロンドン)

英国王室御用達の名門ブランドが作る、その名もニュースボーイキャップ。ハンチングタイプで、シェットランドウール製のヘリンボーン織りが英国トラッド感をアピールします。

「渋さを演出するのに打ってつけのキャップです。それでいて、丸みのあるシルエットはカワイらしさも。あたたかみのある素材感も含めて、冬コーデのアクセントになってくれます」

シンプルなコートスタイルにひとスパイス

帽子8万1400円/ハーバート・ジョンソン(ヴァルカナイズ・ロンドン)

コート51万7000円/ターンブル & アッサー(ともにヴァルカナイズ・ロンドン)、パンツ3万4100円/モーヴ、時計145万7500円/エベラール(エベラール ジャパン)、グローブ 1万8700円/メローラ(コンドッティ)、他私物

英国クラシックなチェスターフィールドコートに、英国カントリーなハンチングを合わせる。ギャップがありながらも英国同士とあって、意外に馴染むんです。

「ニットとストレッチパンツ、そして足元はスニーカーでスポーティに。色合いを揃えることで、カジュアルダウンしながらも全体的には落ち着いた品の良い印象に」

干場編集長のアドバイス①「メガネ」

薄色サングラスでもうひとクセプラス

深めにかぶるのがオススメなハンチング。そこに濃色のサングラスを合わせると、野暮ったくなってしまいます。

「クラシックなボスリントンをチョイス。雰囲気に合わせつつ、目元が重く見えないよう極々うっすらと色が入っています」

干場編集長のアドバイス②「時計」

腕時計による統一感も抜かりなく

コートもパンツもネイビーで揃えた今回のコーデ。腕時計のダイヤルも、さりげなく同系色を合わせています。

「レザーベルトでも良いのですが、足元がスニーカーなので今回はスポーティなメタルブレスレットにしてみました」

干場編集長のアドバイス③「スニーカー」

キャラが強すぎないよう足元で調整を

革靴やブーツもお似合いな今回のコーデ。ハズし感を楽しむため、あえて白のスニーカーに。

「革靴だとハンチングのトラッド感がキマり過ぎてしまいます。スニーカーにすることで、コスプレ感を払拭できるんです」

Borsalino / ボルサリーノ

大人なら持っておきたいハットです

6万9300円/ボルサリーノ(中央帽子)

言わずと知れた、ハットにおける名門中の名門。こちらはラビットファーを採用したQ.S.スーパーライト ブラッシュド フェルトで、同ブランドが誇る最高品質のラビットファーを使用したライン「クォリタ・スーペリオーレ」の中でも、世界的にも軽量とされる“50g”にこだわった形。その名の通り極上に軽くソフトなかぶり心地を楽しめます。それでいて完成されたシルエットと繊細な起毛感が、コーデにクラス感をしっかりと与えてくれます。

Borsalino / ボルサリーノ

コートだけでなくダウンにもマッチ

7万4800円/ボルサリーノ(中央帽子)

上と同じくボルサリーノの中で最高級の素材を上質なフェルト使いが魅力なクォリタ・スーペリオーレシリーズからの展開。素材はラビットファーで、ブリムの長さはスモールサイズの5cm。シンプルなブラックはコーデに合わせやすく、顔周りが締まって見えるのもうれしいところ。つばが小ぶりなのも見どころで、日本人の顔型に合わせやすくなっています。

Herbert Johnson / ハーバート・ジョンソン

大人の貫禄と渋さ、なおかつ洗練さも強調

9万3500円/ハーバート・ジョンソン(ヴァルカナイズ・ロンドン)

小顔な人やシャープな顔の方にマッチする、ややツバが広めなこちら。素材はセーブルラビットファーで、カシミアのコートにもマッチする繊細な起毛感を楽しませてくれます。同系色のリボンとの組み合わせは、クラシックにしてモダンな雰囲気も両立。大人の色気を醸し出してくれます。

Opus / オーパス

カシミアはかぶってもやっぱり気持ちいい

1万4850円/オーパス(コンドッティ)

イタリアの伝統的な織物技術を継承するこちら。トスカーナ地方のファクトリーで編まれたニットキャップは、素材にカシミアを採用。シンプルなデザインながら、上質感をしっかりとアピールしてくれます。コンパクトなシルエットは、タイトにかぶるのがオススメです。

FIXER / フィクサー

大人のニューエラってこういうことです

1万8700円/フィクサー(アルト エ デリット)

子どもっぽく見えないベースボールキャップをお探しなら、こちらは打ってつけ。フィクサーとニューエラのコラボで、コンパクトなシルエットがクラシックな雰囲気を楽しませる9TIHRTYを採用。フロントのロゴ刺繍も実にさりげなく、スポーティながらシックな印象を与えます。

HACKETT LONDON / ハケット ロンドン

カジュアルキャップこそ細部が重要

1万1000円/ハケット ロンドン(ヴァルカナイズ・ロンドン)

ジェレミー・ハケット氏自らデザインした、コットンツイル製のベースボールキャップ。こちらもコンパクトなシルエットが、クラシックな雰囲気に。アジャスターにはレザーストラップとメタル製のバックルを採用し、さらに創業年を記した光沢感のある刺繍が上質さを訴えてくれます。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
ヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255
中央帽子 03-5839-2098
コンドッティ 03-6427-9277
アルト エ デリット 052-253-7718
モーヴ 03-3470-2200
エベラール ジャパン 03-5422-8087


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