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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「年収910万円で色分けされる、ママたちの身分…」嫌すぎるママ友カーストに「革命」が起きたありえない瞬間。

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「まぁ言いませんよね。ママ友って結局、友達じゃないし、とにかく暇なのか噂好きなんですよ。知られると面倒なことしかないので、ほとんど自分の話はしません。特に Aさんは面倒。とにかくマウントが取りたくて仕方がない人なんです。我が家のことも下に見ている感じがひしひしと伝わります」。

Aさん一家の大黒柱である夫は医者だ。

「整形外科の勤務医だったはず。彼女にとってはそれが最大のステイタスなんでしょうね。息子も医者にする!と息巻いていますよ」。

Aさんは律子さんがパートに出ていることを知ると意気揚々とマウントをとってきたという。

「大変だよねって言われて、正直何が?と思いますが、物価高だしね〜なんて適当に答えています。そんな彼女が最近よく話題にあげるのが、高校無償化の所得制限のこと」。

PTAの会合や道端で世間話になると決まって、こう言うというのだ。

ー残念ながらうちは所得制限でアウト。

「助成がもらえないことを引き合いに、すごいでしょ!と言わんばかり。PTAの会合のママのなかには、助成を受けている人もいるかもしれないじゃないですか。本当に失礼だし、イタい」。

そんな律子さんだったが、ある日Aさんがあまりにも無知であることに気がつく。【後編】ではその辺りをさらに詳しく聞いていく。

取材・文/悠木 律



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