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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【続きはコチラ】「高所得だから助成もらえない〜」とぼやく嫌味なママ友を窮地に追い込んだのは“LLC”の話題。現代社会で問われる変化を恐れない心とは。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

佐々木律子さん(仮名・43歳)は、近所のスーパーでパートをする主婦だ。自身は幼い頃から投資をしてきたこともあり、そこそのお金を持っている。しかし、世間ではパートをする生活に苦しい主婦を演じざるを得ないことがあると話す。その元凶となっているのが、ママ友のAさん。夫が医者で、働かず、悠々自適な生活をしていることがすべてのステイタスなタイプ。そんなAさんは無論、律子さんのことも下に見て、高校無償化の所得制限910万円に満たない大変な暮らしだと決めつけていると【前編】では、話を聞いてきた。【後編】では、そんなAさんが、さほど楽ではないことを知ったある出来事について触れていきたい。

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©︎GettyImages

「PTAの会合では作業もしますが、世間話をすることも多いんです。中学生の親の目下の悩みと言えば、思春期と受験。私やAさんをはじめ、今年度の役員は2年生の親が多いので来年の受験にむけての話題は、かなり盛り上がります。なかでも高校無償化の助成は大きなトピックのひとつです」。

平塚氏はこう話す。

「これまで東京都では、年収910万円未満の世帯に対して、都立高校は国の支援で無償化、私立は都が国の支援に上乗せする形で私立の平均授業料に当たる47万円を上限に助成を行ってきました。選べる高校の範囲が広がるなど、助成を受けている人たちからは喜びの声が聞かれます」。

律子さんの長男は都立高校に通っているが、910万円以上の所得があるので助成の対象外だ。



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