お手入れ上手もイケオジの条件ですよ
年末年始、恐らくフル稼働しているであろうニットやセーター。冷え込む季節、なくてはならない超重宝アイテムですよね。毎日ニットにお世話になっているという方も少なくないはず。
そこで伺いたいのが……今着てるそのニット、いつ洗いましたか？
ニットはワイシャツや肌着類とは違い、「毎回洗濯しなくてもなんとかなる」イメージの強い衣類。もしかしたら今シーズン、数えるほどしかニットを洗濯していないという方もいらっしゃるかもしれません。もしかしたらワンシーズン終了後にクリーニングに出して御終いじゃありませんか？
しかし油断は禁物！ 冬場知らず知らずのうちにかいている汗や臭い移りで、自分が想像している以上に臭ってしまっているかもしれません。
そこで今回は、ご自宅で簡単に出来るお手入れ方法をご紹介！ 難しいものではないので、ぜひお時間に余裕のあるこの3連休にトライしてみてくださいね。
ステップ① 洗濯表示をチェックする
まずお手入れを始める前に、洗濯表示をチェックしましょう。肌着等と比べてゴシゴシ洗えるものは少ないため、傷まないように注意を払わなければいけません。
まず洗濯表示で確認したいのが「家庭洗濯が可能かどうか」です。「P」「F」「W」がそれぞれ丸で囲われている以下のようなマークや、洗濯カゴにバツがされているマークが記載されている場合は、家庭での洗濯が難しいため、クリーニング店にお願いしましょう。
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また、素人には太刀打ちできないレザーパッチ付き、スパンコールなどの特殊なニットの場合も、無理にお家で洗濯せず、プロに頼みましょう。
ステップ② 道具を揃える
家庭で洗濯できることが確認できたら、必要な道具を準備しましょう。ニットを洗う際に必要なのは、主にこの４つ。
①桶（風呂桶も可）
……洗面台が常にピカピカ！ というご家庭であればダイレクトでも大丈夫ですが、そうでない場合は桶を使いましょう。
②洗濯ネット
……もみ洗いする際に使用します。ニットを傷つけないために、大きすぎず小さすぎないジャストサイズのものを使うようにしましょう。
③平干しネット
……濡れたニットを洗濯バサミで干したり、ハンガーに掛けたりすると型崩れしてしまいます。十分な大きさの平干しネットがあると安心です！
④おしゃれ着洗剤
……必ず中性のものを使用しましょう。
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ほとんどが百均で揃うので、コストはそこまでかかりません。必要な方はこの４つに加えて、柔軟剤などもご自身のお好みで用意してくださいね。
ステップ③ 優しくもみ洗いする
準備が出来たら、早速洗濯に取り掛かりましょう。
まずそして、30度のぬるま湯に中性（ここ重要！）のおしゃれ着洗剤を混ぜ、ジャストサイズ（ここも重要！）の洗濯ネットに入れたニットを沈めるようにゆっくりと優しく押し洗い。強くもんだり、ゴシゴシこすったりするのはNGです。
この時、汚れやすい襟や袖口、裾が表に出るように洗濯ネットへ収納するのもちょっとしたポイント。じわじわと汚れが浮かび上がってきたら洗剤水を捨て、軽くニットを脱水し、再度ぬるま湯を注いですすぎを行います（柔軟剤派はこのタイミングで使用）。
すすぎ用のぬるま湯に関しては、くれぐれも雑菌が入り込んだ残り湯を使うことは避けてくださいね。
ステップ④ 仕上げの脱水〜干し方
しっかり洗えたら、脱水をしていきます。すすぎの過程を数回繰り返し、仕上げの脱水となるわけですが、ラストはバスタオルでのりを巻くように残った水分を吸収してあげればOK。
『洗濯物増えて面倒臭いな……』と思う方は、洗濯機の弱脱水１分以内であれば、そこまでは問題ありません。
また初めてお手入れをする方にありがちなミスですが、乾燥機はニットに最も悪手とされますのでNGです。面倒かもしれませんが、風通しの良い日陰で"平干し"してください。
いかがでしたか？
少し面倒に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、自身でケアしたニットに袖を通す気持ちはまた格別。新年を気持ちよく迎えるために、この年末年始でぜひ挑戦してみてくださいね。
TEXT：FORZA STYLE
