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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】【年末大掃除受難】「家事の司令塔は私」思い出の品を勝手に捨て掃除のやり方にダメ出しする<オレ様妻>にブチ切れ

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ

昨年末の大掃除で妻と大喧嘩になり、年明けまで険悪なムードが続いたため大掃除がトラウマになったという新婚3年目の西又優吾さん(仮名)。

今年の大掃除でも初っ端からオレ様妻に振り回されていた。そして、ある日、不自然なほどすっきりと片付いた玄関周りに違和感を覚えた優吾さん。その場をじっくりと見回してみると、いつもあったいくつかの物がないことに気が付いた……。

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「僕が高校の時に県大会で準優勝したときのバッシュがなかったんです。あと、初めてバイト代で買ったスニーカーや昔コレクションしてたハイテクスニーカーの何足かも。今は履かないけど、思い出として取っておいた大事なものでした。これについては結婚して今住んでいるマンションに入居した時、シューズボックスに収納しておくことを妻にも了解してもらっていたんですよ」

見当たらないシューズは他の場所に移動されたのかと思い問い質してみると、妻は涼し気な顔でこう答えたという。

「臭いがひどかったし、ハイテクとかゴツくて邪魔だし、もう履かない靴ほど要らないものなくない? と。ちょっと待てよ、そういう問題じゃないから。俺の持ち物だぞ。勝手に捨てるとかありえねーんだけど!ってブチ切れちゃいました」

使わなくなって年数が経った靴は、優吾さんが自覚している限り妻が言うほどの臭いを放っていたという事実もない。妻のセリフは、人の物を勝手に捨てたことを正当化するための適当な口実だ、と優吾さんは感じた。

「本当に腹が立ちましたし、もしかしたら他にもやられているかもしれないと思いました。寝室のクローゼットも妙にすっきりしていたので色々調べてみると、気が付いただけでも複数枚なくなっていました。昔背伸びして買ったブランド物のセーターとか、中学生まで着てた母の手編みのセーターとか、大学入学の時に買ったスーツとリクルートスーツとか。

自分もいい加減な所があるのでいけないのですが、本や雑誌も結構減った気がします。服について妻に確認すると、あっさりと『処分した』と言うのでまた怒り心頭ですよ」

優吾さんの物を勝手に処分した理由を訊ねると、妻は悪びれることもなく「3年着なかった服はもう二度と着ないっていうのは、断捨離の基本の考え方よ」と答えたそうだ。



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