しかし、一方でジルサンダーをもじったジルサウナーやシュプリームのボックスロゴを悪びれる様子もなくサンプリングした、
新型コロナウイルス感染症およびロックダウンにより、ピンチとなった施設を救うために各所で行われたクラウドファンディングで生まれたサウナ・銭湯のロゴTシャツなど、有意義なアパレルも たくさんあった反面、愛を感じないオマージュやユーモアを履き違えた ああいったデザインは正直、いい大人なら避けたいところ……。あの「にゅバランス」にも同じ嫌な匂いを感じます。
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そもそも、サウナは昭和・平成にかけては良いイメージがなく、オジサンばかりが集う「汗くせぇダーマ神殿」とまで世間から揶揄されたクローズドなカルチャーでしたが、そのディープな魅力が令和に衣服を媒介として じんわり日常の風景に馴染んでいくのが痛快だったはず。
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ところが、マナーを知らない にわかが幅を利かせたため、本来の愛好家たちが敬遠しだし、コロナ禍に訪れたアウトドアブームと同様、サウナブームも終了間近な気配。
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