【続きはこちら】遅刻がもたらす本当の恐ろしさ。遅刻常習犯女が最後まで言えなかった一言とは。

【前編のあらすじ】高柳美智子さん（仮名・47歳）は、スーパーでパートをしている。9年目になり、パートリーダーの1人に任命され、仕事に邁進している。そんななか、パート仲間の畠山さんが着替えの時間も労働時間だと訴えを起こしたことで、着替えは5分×2の10分と新たにルールが決められることになった。しかし、畠山さんが現場に出てくるのは、10分以上後。そんな行動に頭を抱えていると畠山さんは、さらなる訴えを起こしてきたというのだ。

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「私は知らなかったのですが、指定の制服に着替える必要がある場合は着替えも労働時間に含まれるそうです。でも、私の知るところ日本では、始業時間にはすぐに働けるような準備を整えておくのが基本となっているケースが多いように感じます。実際、私の働いているスーパーでもこれまではそんな雰囲気でした」。

そもそも美智子さん達パートは着替えを済ませた時点でタイムカードを押していたが、畠山さんの訴えを受け、着替えをする前にタイムカードを押すことに変更した。

「正直、タイムカードを押すタイミングを変更するのもなかなか大変。すぐに間違えてしまって。その度、訂正してもらわなきゃならないから、面倒で…。でも仕方ありませんよね。きちんとお給料をもらうためにもやっていたんですが…」。

畠山さんが大学生バイトの2人にどうやら、これまでの着替え代をもらったほうがいいんじゃない？とけしかけているというのだ。