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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「結局はいかにカロリーと油分を取らせるかだと思います…だと!」旦那デスノートに連日殺到する「妻たちの殺意」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

2003年に連載開始、2006年には実写映画化もした漫画「デスノート」をご存じの方は多いだろう。

死神によって人間界に落とされた「デスノート」に名前を書かれた人間は死に至る――偶然ノートを拾った主人公の男子高校生は、世の中を変えるべく次々と犯罪者の名を書き綴り、悪人を葬り去る。

これが現代にも存在したのだ。

それも夫に死んでほしい妻たちが集うサイト「旦那デスノート」として。

最初に断っておくが、かなり不快な内容が書かれているため、読者の皆さんは覚悟の上お読み頂きたい。


今回、取材を受けてくれたのは主婦・美穂子さん(仮名・31歳)だ。

「あのようなサイトがあるとは驚きです。パチンコ依存症の夫(36歳)の愚痴を主婦仲間に言ったら、『旦那デスノート』の存在を教えてくれたんです」

美穂子さんの夫は週に5日間はパチンコに通い、日に4~6万円を使うギャンブル依存症だ。金の出所を訊いてみると、夫の実父は地主であり、不動産会社を経営しているため、裕福なのだという。

美穂子さんの夫は長男だが、将来、会社は次男が継ぐことも決まっていた。

そんな背景もあり、夫は営業を担当しているが、父親は彼の享楽的な性格を嫌い、弟に任せっきりだという。

将来的には子供も産んで幸せな家庭を築きたい美穂子さんにとって、夫のギャンブル依存は致命的だ。

©Gettyimages

「教えてもらった『旦那デスノート』の書き込みを見てびっくりしました。夫への罵詈雑言はもちろんですが『法に触れない夫の殺し方』なども書かれており、凍り付きながらも思わず読みいってしまって……」

旦那デスノートのサイトはこちらだ。

カテゴリー一覧を見ると、「旦那に死んでほしい」「旦那を殺したい」「旦那と離婚したい」などが上位にあり、日々更新されている。

投稿内容を少しだけご紹介したい。

――モラハラ糞旦那がバイクで旅行に行った。(中略)毎日死ぬ事を願っていたけど結局2日で無事に帰ってきやがった!(中略)今月、私の30年来の友達が亡くなった。

あの子じゃなくて糞旦那が死ねば良かったのに!(中略)死神さま、どうかうちの糞を地獄に落としてください、お願いします!

――おまえもおまえの母親も妹も大嫌いだ。心底憎い。ここまで憎悪に満ちた自分は初めて。(中略)不能のクソカスが!妹に夢中なら早く心中しとけや!低能の一族で死ね!

何ともおぞましい内容だ。

美穂子さんは続ける。

「私は夫に死んでほしいのではなく、ギャンブル依存症を治してほしいんです。カウンセリングの話も提案しましたが、夫は聞き入れてくれませんでした。

『旦那デスノート』を読み進めるうちに驚いたのが、『わたしの汚料理レシピ』と言う欄です。夫を憎む妻たちは『法に触れず、確実に夫を死に至らしめる料理のレシピ』の情報交換をしているんですね」



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