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LIFESTYLE 女たちの事件簿

元CAが潜入したら驚いた…!不倫中の女性限定のオンラインセミナー。連日満員の「とんでもない中身」

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だが、九州にいる家族がそれを許さなかった。

「当時28歳の私に、姉が結婚のことを訊いてきたんです。で、不倫のことを告げると、またたく間に両親にも伝わってしまって……。『妻子持ちの男とは手を切れ!』と、頭ごなしに言われました。不倫に対する都会と田舎の温度差の違いを知った瞬間でしたね」

反発したい気持ちはあったが、家族の落胆ぶりを目にし、リサコさんの心は大きく揺れた。

「不倫がスタートしてから2年が過ぎていました。両親は私が一方的に騙されていると思ったようです。『私だって理解して付き合っている』と言ったら、『相手の奥さんから訴訟を起こされたらどうする。お前は家族にも恥をかかせるのか』と説教されて我に返りました」

その件を彼に伝えると、予想外の展開が待っていた。

「彼は『リサコと別れる気はない。妻とはしっかり話し合うから』とすぐに行動を起こしてくれたんです。都内にマンションを借りて、奥さんとは別居。知り合いの弁護士とともに離婚に向けて話し合いをしてくれました。

詳しい内容を聞いても『心配いらない。1年以内に決着をつける』と約束してくれて……。本当に1年後には離婚が成立し、私の両親に許しをもらい再婚に至りました」

リサコさんの話を聞くほどに、ドロ沼不倫とは無縁のイメージだ。世の女性が不倫に苦しむ中、彼女はいったいどのような策を練ったのか?

「一つ言えるのは、私はマナー講師という仕事柄、見苦しいふるまいをしないよう心掛けています。結婚願望の薄さもあって、必要以上に彼に結婚を迫らなかった。

ただ、『あなたを信頼している。あなたを愛している』という気持ちは素直に伝えていましたね。それが策といえば策かもしれません」

彼女は続ける。

「婚外恋愛カウンセラーの仕事の際には『略奪婚に成功』と謳う時もあるのですが、正直に言えば『彼が私を選んでくれた』という気持ちの方が強いです。

ドロ沼ではなかったし、奥さんに対する嫉妬もゼロ。ただ、九州に住む家族が私と彼の仲を引き裂こうとしたことが、意外にも追い風となったのでしょうね。

ラッキーと言えますが、不倫に苦しむ女性があまりにも多くて、少しでも力になれるようアドバイスをしています。今では20代~70代まで様々な年齢層の方が相談にみえますよ。先日も『不倫に悩む女性限定の極秘オンラインセミナー』を募集したら、すぐに満席となりました」

不倫に悩む女性の極秘オンラインセミナーとはいかなるものか。

☆次回、リサコさんのオンラインセミナーとは何なのかに迫る。そして「殺人」のワードが出るまでに発展した不倫もお届けする。衝撃の後編に続く☆

取材・文:蒼井凜花

▶︎後編に続く


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