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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【つづきはコチラ】「料理を褒められたのが嬉しくて…」軽い気持ちで始めたお弁当であわや法令違反!?深刻な素人飯の実情

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

杉本光香さん(仮名・43歳)は、子ども3人と夫と地方に暮らしている。つい、先日まで食品販売を生業にしていたというのが【前編】までの話。【後編】では廃業を決意させたあるトラブルについて話を聞いていきたい。

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©︎GettyImages

「お手伝いをしていた料理研究家の先生に勧められたのが、フリーマーケットへのお弁当の出店でした。私はそれまで、料理研究家になったり、飲食店を営むには何か資格が必要だと思っていたんです。でも先生がもっていたのは、食品衛生責任者の資格だけ。しかもこれ、講習会の受講だけで取得できるんですよ。急に飲食業へのハードルが下がったような気がしましたね。もちろんすぐに取得しました」。

光香さんは先生の提案通り、フリーマーケットでのお弁当販売に乗り出す。

「家で作ったものを売ることはできないことはわかっていたので、どこか営業許可のあるお店を借りなくてはなりません。そこでママ友の夫が経営している居酒屋のキッチンを昼間の間だけ、借りることにしたんです」。

こうして準備は整った。光香さんはお弁当を毎回限定20食作って売ることにしたという。

「フリーマーケットは月に1度です。その度にお弁当を販売しました。初めは売れ行きが悪い日もありましたが、徐々にクチコミで広がり、半年もすると予約が取れるほどに!自分が認められたようで本当に嬉しかったですね。それで徐々に弁当の数を増やしていったんですが…」。

とはいえ、1人で作るのには限界がある。頑張ってもお弁当は30個以上作ることができなかったという。



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