【後編】「夫と離婚したいから、浮気の証拠をおさえるのに協力して」友人想いの主婦が突然告げられた「度肝を抜くような事実」とは

「A子の離婚相談や、離婚後の新しい生活について一緒に考えるため、夫へ子どもを見てもらい話を聞きに行ったり夜中まで電話に付き合ったりしてたんですよ。時間を返せとまではいきませんが、結果的に『二人目できた』だと、私が真剣に聞いてたあの時間は何だったの......って感じてしまいます。A子いわく、不貞行為で慰謝料を請求できるのは3年なので、いざというときの切り札として持っておくようです。結局離婚しないと思いますが（笑）来年には赤ちゃんが生まれるので、彼女が穏やかに暮らせているといいです」

複雑そうな表情をしながら、沙織さんは話し続ける。

「A子は離婚だ離婚だと騒いでいましたけど、たまに休日に家族でホテルステイしたり子連れイベントにも参加したりしているみたいでした。『旦那が張り切って予約したから行った』と話していましたが、本来ならそこで気づくべきだったんです（笑）A子夫がしていること、私からしたら即離婚案件なんですが、彼女からするとそこまでダメージがないものだったんでしょうか。いろんな夫婦がいますよね、勉強になりました」

今回のように、ママ友による「離婚するする詐欺」はどのように回避したらよいのだろうか。