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【後編】薬と情報が不足!【インフルエンザ・コロナ大流行で学校も家庭もカオス】学級閉鎖連発や修学旅行延期で親悲鳴

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もうお一人話を聞いたのは、中学1年生の息子を持つ小塚ともえさん(仮名)。ともえさんの子の中学でもインフルエンザやコロナが流行しているが、そのような環境下にもかかわらず、音楽の授業でマスクを外して歌った方がいいと言われたことに疑問を持っているという。

「ここのところ急に寒くなりましたが、少し前まで暑かったですよね。息子の中学では合唱祭の練習を早くから始めていて、熱中症対策とかでマスクを外したら?という催促があったようなんです」

マスクの着脱は強要できないため個人判断に委ねられているものの、同調圧力や教員全員がマスクを外して「ノーマスク」を促す雰囲気は確実にあったとともえさん。

「遠方に住んでいる私の友達の子は、逆にマスク着用でないと合唱コンクールに参加できないみたいになって、子の側も見に行く親もマスク着用が事実上強制されている状態だと言ってました。地域や学校によって対応もまちまちで、みんな翻弄されてる感があります」

ともえさんの息子は小さな頃から気管支が弱く、コロナ禍以前から時と場合に応じて自らマスクを着けていたという。

「小学校の頃は先生にもお願いして、本人がマスクを着けたい時は着けられるようにしていました。でも、今回はコロナが5類に下がったから合唱コンクールはノーマスクでやろうという雰囲気が全体に高まってしまい、自分だけしたままなんて実際やりづらいと言って困ってますね」

しかし、息子の中学では毎日のように複数のクラスが学級閉鎖になっている。インフルエンザによる欠席者多数が理由だが、先に出てきた潤奈さん同様、実態はよくわからないそうだ。

「コロナの子も結構いるという噂もあり、実際のところはよくわからないんです。ありとあらゆる感染症が流行っているようなので怖いです。合唱練習はマスクを外さなければならないのに給食は『黙食で』と言われるそうでちぐはぐですしね」

また、教員の罹患率が高く、毎日のように複数の先生が欠席したという情報を子供から聞く。教育現場は大丈夫なのか、ともえさんは毎日不安な気持ちでいるという。

「ある学級では2人の担任の先生がどちらも同時に高熱を出してお休みとなっているそうです。先生方も戦々恐々でしょうね。こんなひどい状況なのに、自治体や国は何かしてるんでしょうか。私の目には、特に危機感を強めて何かしているようには見えません」



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