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「これ以上、道路をカオスにするな!」電動キックボード、相次ぐ事故やルール違反に対処法はあるのか?

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■気軽に乗れる乗り物だが、気軽になりすぎている

クルマ側からみれば、電動キックボードは「怖い」存在です。電動キックボードで車道もしくは自転車道を通行する場合の上限速度は20km/h。構造上、それ以上は出すことはできませんが、バランスを崩しやすいというだけでなく、機動力が高いため、不意に飛び出してくることも考えられるからです。

国土交通省が公開している、特定小型原動機自転車の保安基準項目。低速走行を表示する最高速度表示灯の装着など、これらの要件を満たす必要がある(画像は国土交通省のサイトより)

筆者もつい先日、みなとみらい地区にて、路肩にクルマが駐車しているのを避けようとする電動キックボードに遭遇しました。左右にふらつくように車道側へはみ出してくるリスクを感じ、速度を落として大きく避けました。その電動キックボードの運転者は、後方を目視して安全確認してから駐車車両を避けていましたが、慣れていない運転者の場合、後方確認せずに飛び出してくることも考えられます。

赤信号の交差点をそのまま通過して左折していく運転者や、大きな荷物を肩から下げた状態で運転する運転者、洋服をひらひらさせている運転者(風にあおられて吹き飛ばしそう)など、電動キックボードの運転者としての心構えのないユーザーも見かけました。車両によっては(特定小型原動機付自転車として該当するもの)、16歳以上であれば免許が無くても運転することができるものもある電動キックボードですが、みな気軽になりすぎているようにも思います。



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