【同居は修羅か】「生活の落ち度を、すべて互いにメモ…」上下分離の二世帯住宅が地獄と化した「ささいなきっかけ」

共働き家庭が増え、親世帯と同居もしくは実家から近い場所へ住む家庭が増えてきている。

同居すると、貯蓄しやすくなったり子どもがいても働きやすくなったりなどと、メリットも大きいが、そのデメリットは人生を破壊しかねない。

東海地方に住む清水久美さん（36歳・仮名）も、同居で痛い目をみているひとりだ。

「義両親と同居を始めて今年で７年です。結婚当初は義両親ともにいい人だと思っていましたが、いざ住んでみるとあり得ないトンデモ家族だったんです」

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現在の夫と結婚後、上下分離型の二世帯住宅で義両親と同居することになった久美さん。
同居には悩んでいたが、結婚してすぐに第一子を授かり「実家の二階に住むなら育児のサポートもしてあげられるわよ」という義母の言葉もあり、同居に踏み切ったようだ。

穏やかな夫は久美さんの話をよく聞き、意見を尊重してくれるような人だった。

義両親も陽気で明るい性格だったため、この人たちとなら仲良く暮らしていけると思っていたようだ。

しかし、同居はそんなに甘いものではなかった。

義母の性格を疑うようになったのは、同居を始めてからしばらく経った頃だ。