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【オジサン、最悪な"すね毛"見せてない?】スーツに合わせるべきは、すねが見えない靴下です!

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すね毛は、エレガントの対義語と覚えましょう!

中学・高校の制服にはじまり、ビジネススーツを購入・新調する度、最初こそ洋服ジワが付かないよう電車ではなるべく座らないように心がけていたものの、時が過ぎればそんな気持ちをとうに忘れ、今や隙あらば空席を探し求めて彷徨うゾンビオジサンに……。

年齢には逆らえないし、運動不足で 体力も下降傾向にあるから仕方のないこと。むしろ、通勤時間で寝不足を解消できるなら万々歳ですが、席に座る際に気をつけなければならない事が 1つあります。

それはスーツのシワではなく、靴下。そう、紳士たるものどんなときも脛(脛毛)を見せてはならないのです!

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うっかりオープンな"社会の窓"は当然ですが、じつは すね出しも立派なマナー違反にあたります。すね毛は醜いから脱毛しろということではありませんが、スーツを着用し・装うのであれば、座ったときに肌を露出させない「ホーズ」を選ぶのが紳士のルールなんです。

まず、ホーズとは何か?

それは ビジネス用のハイソックスです。水を撒くホースにちなんで名づけられたこの名称は、膝下まである長い靴下を指します。

基本は50cm。ちなみに、ソックスとは“短い”靴下を指し、よく使う ハイソックスは和製英語のため、直訳すれば“長く短い靴下”という、なんだかへんてこりんな意味になっています。

また、ロングホーズという名前も世間では認知されていますが、実際ホーズには“長い”という意味合いも含まれているため、本来ロングというワードもつける必要はありません。「頭痛が痛い」的な。

そもそも足を組んでしまうのには いくつか理由があります。例えば、長時間の同じ姿勢からくる疲れを解消するためだったり、歪んだ体のバランスを保つためだったり。

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足を組むのはリラックスしているときだけらしいので、アイデアが浮かびやすいなどメンタル的なプラス効果がある反面、いつも同じ側を組むクセがつくと脊柱側彎症になる可能性もあるからご注意を。

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ちなみに、欧米で足を組むことは、すぐに立ち上がれないことから、相手に敵意がないことをアピールする行為だそう。これは、武士が対面する際、太刀を自身の右横に置いて敵対心が無いことをあらわしたのと同意ですね。

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しかし、腰掛けて足を組んだ際、対面の女性側からスネ毛が丸見えだったとしたら、相手は正直ガッカリしますよね。さらに、足を組んで靴の裏を見せることは 日本では無礼に当たります。巷で話題の「蛙化現象」みたく、気持ちが急に冷めてしまう原因になりかねません。

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ことスーツスタイルにおいて、肌の露出が許されているのは"首から上"と"手首"だけということは、ホーズというワードとともに覚えておくべきジェントルマンの基礎知識ですから、くれぐれもご注意を。

TEXT:FORZA STYLE



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