軽くて通気性の高い素材=コットンではない!
夏は温度調節が大切。もちろん、服の通気性なども気になるところですよね。
ところで皆さんは、夏の定番素材コットンを超える、夏に大活躍の素材があることをご存知でしょうか。
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実は、夏用のウールなんです。
冬に着るイメージが強いウールですが、その機能性の高さから「天然のエアコン」の異名を持つほどの素材なんです。
今回は、そんなウールを夏に着るべき理由をご紹介します。
湿度と温度を調節してくれる
ウールは、湿度調節と温度調節の機能を併せ持っているんです。
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A.湿度調節
汗をかいて体が蒸れてくると、湿気を吸収してくれます。吸収した湿気は乾燥してくると自動で放出されるため、肌触りの良い状態が続きます。
B.温度調節
夏は屋内外での温度差が激しいため、汗冷えなどを起こしやすいですよね。ですがウールは、外気の温度に関係なく衣服内の温度を一定に保とうとする機能があるため、汗冷えなども緩和することができます。
消臭効果
夏ならやはり気になるのが外出した際の汗のニオイも、ウールなら解決してくれます。
同じ夏に活躍するコットンと比較しても消臭効果が高いことが分かっています。
それだけではありません。普通は洗濯をすると機能が弱まってしまうものですが、ウールは水洗いだけで消臭力を回復できるため、機能が長続きするんです。
もし洗濯をする場合は、
①洗濯ネットに折り畳んで入れる
②中性洗剤のウール専用洗剤を使う
③洗濯機の設定は弱洗いもしくはおしゃれ着コースやドライコース
④高温になるタンブラー乾燥はしない。
この4点だけ留意しておきましょう。
いかがでしたか?
夏に大活躍な機能を多く兼ね備えている超優秀素材ウール。お盆明けからは暑さも一息、一気に朝夕の涼しさを感じる前にサマーウールのジャケットに挑戦してみてください。
今までのようにシャツやポロシャツオンリーだけではイケオジにはなれませんよ。
Text:FORZA STYLE