8月に入り、連日の茹るような暑さに気が滅入っている方も多いのではないでしょうか。
外に出た瞬間汗が吹き出し、ハンカチで拭っても拭っても収まらない……暦の上では立秋を過ぎても、まだまだ酷暑は続きそうです。
そんな夏に必ず出てくるお悩みが「ニオイ」ですよね。特に男性は女性よりも臭いやすいため、対策はマスト。ですが、意外とちゃんとケアできていないことが多いんです。
電車で周りの人に距離を取られていませんか? 話している人がしきりに鼻に手をやっていませんか?
もしかしたらそれは、あなたの体臭がキツいサインかも。正しい対策方法を理解して、夏の体臭悩みを解消しましょう!
そもそもなぜ臭う?
そもそも男性は女性に比べてなぜ臭いやすいのか? それにはしっかりとした理由があります。
特に大きな要因が以下の3つ。
①汗の量が多い
②臭いの原因菌が多い
③皮脂の量が倍近く多い
これだけ揃っていれば、臭いやすいのも納得ですよね。
これだけ揃っているのに臭い対策をしないのは、もはやテロです。これに加えて年齢を重ねると加齢臭も気になるところ。
それでは、そんな夏のオトコ臭にはどのような対策が効果的なのでしょうか?
毎日シャワーを浴びる
基本中の基本、まずこれをしなければニオイケアは始まりません。
「できれば」ではなく、「必ず」毎日シャワーを浴びましょう。寝ている間にもたくさんの汗をかいていますから、余裕のある方は朝にもシャワーを浴びると安心です。
またシャンプーやボディーソープを選ぶ際も、デオドラント効果のあるものを選ぶとより消臭効果が得られます。
当たり前すぎて何だか拍子抜け……という方も多いかと思いますが、ニオイ対策に一番効果があるのは、やはり毎日のシャワーです。洗髪はもちろんですが耳ウラ、首筋、ワキも忘れずに。
ワキを重点的にケアする
まず抑えて欲しいポイントがワキのニオイケア。いわゆるワキガがキツい体臭の代表格ともいわれているように、ワキは放っておくとかなりの刺激臭を放ちます。満員電車でつり革につかまっているならなおさらです。
刺激臭の原因は汗の成分。ワキの下のアポクリン汗腺から出る汗は、他の部位から出る汗に比べ水分が少なく、脂肪、タンパク質や鉄分などを多く含んでいます。
そんなワキのニオイケアは、実はそんなに難しいものではありません。 汗が分泌されて、細菌に分解される前に拭き取るとかなり臭いを抑えることができます。
市販の汗拭きシートやウェットシートで、汗をかいたらこまめに拭き取りましょう。制汗や消臭効果のあるスプレーなどを使うのもおススメです。
また肌の上の汗を放置しないという意味では、汗をよく吸う肌着も効果的ですよ。
足を隅々まで洗う
お風呂で足を洗う際、なんとなく適当にザーッと流していませんか? 足を洗うときは、指の間まで細かくボディソープで洗いましょう。日中靴を履いて蒸れた足は、細菌の分解が進んでいてかなりのニオイ源。革靴などで常に靴下を履いていればなおさらです。
しっかりとお風呂で1日のニオイを落としましょう。
またそんなニオイのこもった靴は、防臭スプレーでしっかりケアするのがマスト。同じ靴を毎日履いているとしみ込んだ水分が乾く時間がないので、3~4足をローテーションできると理想的ですね。
いかがでしたか?
夏に男性が避けることのできない「ニオイ」問題。少し生活を見直すだけで劇的に変化するので、ぜひ意識してみてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE