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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「毎月学資保険を解約しようか悩むんです」もう親も国も頼れない…貧困シンママの悲痛の叫び。

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「娘が中学に上がるのに、助成制度を使っても制服が買えないことがわかったんです。

それで、お下がりのやりとりを仲介されているボランティアの皆さんに助けていただきました。本当にありがたかったです。制服に10万以上もかかるなんて驚いて、知った時は私絶望してしまいました。

何でも親に『出して~』と甘えていた昔の自分を思い出して、かつての自分が羨ましくも情けなくもありました」

 

何とか娘の中学準備を済ませ一安心したみれいさんだったが、まだまだ出費は終わらなかった。

「娘は4歳からずっとピアノを習っていました。私が言うのも何ですが、先生にも才能があると言われていたんですよ。ですが離婚を機に教室のある町から離れてしまい、レッスンを続けられなくなったんです」

大好きなピアノを娘に続けさせてやりたい気持ちはやまやまだ。しかし……。

「今の町で早くいい教室を見つけたいし、娘にも『今探してるからね』と言い続けてますが、月謝が払えないから、正直もうピアノは無理なんです。

それでピアノ再開を待ちきれない娘はどうしても音楽をやりたくて、入学した中学で吹奏楽部に入ったんですね。そうしたら、思わぬ出費が待っていて」



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