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【後編】業者が囁く10年保証に含まれない不良とは?家を買う前にこれだけは確認したい保証の中身とは

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「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」 この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。

前編のあらすじ】

日本建築検査研究所の岩山健一さんが危惧するのが、戸建て住宅が機能不全になる雨水の侵入、菌類の発生、異臭、昆虫類の発生、結露、変形や変質、隙間風、騒音、亀裂の発生、揺れや振動、12の現象、傾斜、異音の12の現象だ。これらはいずれも防水不良、断熱不良、構造不良によるもの、それぞれ単体ではなく、複合的に不良が絡み合い起こっていると岩山さんは話す。前回は結露から断熱不良の実態を詳しくレポートした。今回は構造不良についてお話を伺う。

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©gettyimages

「家で変な音がすると相談に来る人も後を断ちません。歩くたびギシギシなるフローリングやサッシの摩擦音なんかは代表的な例でしょうね。また干割れなどのラップ音、風や地震を受けた時の異音の多くは、構造不良につながります。材料を手抜きしているなんていうケースもありますね。ひび割れは縦横斜めと入る方向によっても原因が異なるのですが、一つ覚えの建築士らはひび割れを見るとクラックスケールを持ち出して測定をスタート。クラックの発生原因考察せずに、修理だけするようないい加減な建築士もいますので注意が必要です。またよく見ると階段の段の高さが異なるなんていう些細に思えるようなことも広い意味では構造不良です。何にせよ、少しでもおかしいなと思ったら、きちんとした第三者機関に相談することをおすすめします」。



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