「うちの両親は孫に会いたいというのもあって、ほぼ毎週末、遊びに来るんです。でもそれが妻は気に入らないようなんです」と語るのは、都内で会社員として働いている俊之さん(仮名・39歳)。
妻である有希江さん(仮名・38歳)と俊之さん、そして3歳の娘の3人で暮らしているマンションは、俊之さんの実家から車で10分ほどの距離。
娘を出産して間もなくは「面倒を見てくれるのでとても助かる」と言っていた有希江さんだったのだが……。
「確かに両親は昭和的というか……、二人とも長く高校の先生をしていたこともあって、やや上からものを言いがちなんですよね。僕も間に入って毎回『その言い方はちょっと……』などとなだめているんですけれど、それでも妻は納得しないようなんです。
この前もうちで夕食を食べていると、母が「このお味噌汁、味がちょっと濃いわね。もう少し塩分は控えめにしたほうがいいんじゃない?」と言い出して……。
妻は「そうですか、すみません。気をつけます…」と一言いったっきり、無言になってしまい、なんとも気まずい雰囲気に。
『まあ、お袋も悪気があって言ったわけではないし』とその場でなだめつつ、あとでこっそり両親には『有希江には彼女なりのやり方があるから、まあ大目に見てよ』って伝えているんですが……。親の性格や口癖なんて、いまさら治らないんで、そこは妻に慣れてもらうというか、うまくかわしてほしいんですよね」
しかし、先日ついに有希江さんは「離婚」という言葉を口にしたという。
「『もう、あなたのご両親とは会いたくない。家に来させないで!!! せめてうちに来る回数を減らして。こんなに頻繁にやってくるんだったらもう無理、離婚する』って……。
僕だってフォローしてるし、正直板挟みになってしんどいのはこっちなんですよ。妻はどうしたら、この言葉を撤回してくれるのでしょうか?」
果たして、心理カウンセラー 五百田達成さんからのアドバイスは?
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Text : FORZA STYLE