19世紀のパリで活躍した詩人、シャルル・ボードレールの言葉で、
「自由な恋愛ではなく一人の人と深く愛し合い体を清め、墓のある教会で結婚しなさい」
という言葉があります。
本来は結婚生活への戒めの言葉として表現された覚悟ある言葉でしたが、日本ではネガティブな結婚観として、「結婚は人生の墓場」と一部で使われることもあります。
今や一般人でも、GPSや小型カメラを買える世の中で、パートナーを監視しあう関係って、墓場どころか牢獄のようですよね。
はたまた、スパイ映画好きの特殊な夫婦で、お互いへの監視を1つのエンターテイメントとして愉しんでいるという関係ならば、是非YouTubeで配信をして欲しいのですが(苦笑)。
一つ屋根の下で生活を共にするパートナーを疑いだしたら、心の休める時間はありませんよね。
昭和生まれの人間からすると、GPS=「監視」と捉えるかもしれませんが、いまの若い子達は、昔から「子供見守り位置情報アプリ」に慣れてきた世代。
ですから、恋人同士や夫婦間でも、GPSなどの位置情報の開示に関して、オープンであるとも聞いたことがあります。
情報を共有できているから「安心」と思う人もいれば、やましい事をしているから「監視」と思う人もいますよね。
そこは個人の感覚とパートナーとの関係性だと思いますので、一概には否定できないかもしれませんね。
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