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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「女性用風俗に毎月15万」セラピストに沼落ちした27歳・独身女性の場合
〜大泉りかの女風レポート Vol.16(前編)〜

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「セフレよりもテクニックに秀でた男性と、してみたいと思ったんです」

彼氏はいないものの、セフレが3人いるという柏木奈々さん(仮名・27歳・IT系企業勤務)が女性用風俗、通称“女風”を利用しようと考えたのは、そんな気持ちからだった。
 

女風連載・第15回はこちら
 

※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

***

初めて女風を利用した際、初指名したセラピストのテクニックには十分に満足したものの、ほどなくして彼はセラピストを引退。

次に利用した際に施術してくれたセラピストとは、相性があわなかった上に、奈々さんの同意を取ることなく挿入行為をしようとしたために、リピートすることはなかった。

その後、三人目の指名相手となったリョウマ(仮名・30歳)は、これまでにないほどに快感を与えてくれるという。
 

「まだ下半身を触られてない時から、すごく興奮しちゃうし、触られた瞬間にイっちゃうくらい、焦らすのが上手なんです。

だから最初の3ヵ月くらいは、『エッチが上手だから、もう一回会おう』くらいの感じで、あくまでも性感を目当てに利用していたんです。

でも、何度か会ううちに『この人と話していてストレスがないなぁ』って思うようになって。

彼は人の観察眼に長けているんですよね。だから気が合うと思わせるのが上手。頭がいいから、喋っていて『え、それどういうこと?』って思うようなことがないから、だんだんと話すのだけでも楽しくなって。

半年くらい前からは、デートだけでも会うようになりました」

後編に続く

Text:大泉りか

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