「お金を払っている以外は、ほぼつきあってる状態だから」女風セラピストに“沼落ち”した27歳独身女性
〜大泉りかの女風レポート　Vol.16（後編）〜

快感だけを求めていたはずが、いつの間にか心まで惹かれてしまった。

そのことに奈々さんは戸惑いを覚えてもいる。
 

「わたし、もともとは全然恋愛体質じゃないんですよ。セラピストに恋しておいて、何言ってるのって感じですけど。

でもリョウマを好きになるまでは、5年くらい誰のことも好きになれなくて。

わたしはセックスへのハードルがすごく低いタイプだし、ヤった相手とセフレになった時点でデートも出来るから、付き合うメリットがないって思ってたんです。

けど、いくらセフレだって、『今日、誰かと会いたい、セックスがしたい』と思った時にすぐに呼び出すのは悪いじゃないですか。

それがセラピストだったら、すぐに来てもらっても迷惑じゃない。お金を出しているから。

それどころか儲かって単純に嬉しいだろうと思うんです。だから気軽に呼べる」