「ウチの嫁はボス猿だ…」餌付けで孫の関心を惹くクズ舅をこらしめた「意外な救世主」

「先生は、私の名前を出してくださって構わないから、医師からこう指導されていると言っていいよとおっしゃいました。それで先生からアドバイスしてもらい、１日のおやつの総量が250キロカロリー程度になるよう、１回分のおやつ例を作ってみたんです」

真奈美は250キロカロリーに相当するおやつを調べてみた。

一般的なシュークリームだと1個程度に相当するらしい。果物に換算した場合、中くらいの大きさのりんご1個とキウイ1個を足した量ほどになる。これが1日分のおやつなので、午後のおやつとしては、その半量程度が理想だ。

実際に息子が食べて良い質や量を知った真奈美から見ると、これだけでも５歳の子どもならば十分に満足できそうなボリュームに思われた。

「結論からいうと、例を出してこのくらいを与えてくださいとお願いすることも失敗でした。最初から私に対してお怒りモードなので、もう何を言ってもムダという状態です。私の言い方にも問題があったのかもしれません。でも、それを考え出してしまうと、ますますどうしたらいいのかわからなくなってきました」

真奈美が舅の無理解に手をこまねいていたある日、親戚の集まりで久しぶりに会った夫の姉から、ある忠告を受けることとなる。