「ウチの嫁はボス猿だ…」餌付けで孫の関心を惹くクズ舅をこらしめた「意外な救世主」

「『真奈美さんのような若い人にはわからないだろうが、俺はこれまでの50年近くも会社に全て尽くしてきたの。家庭のことも女房にまかせっきりで、子どもが小さい頃は特に時間がなくて、ろくに遊んでやることもできなかった。今はその分を取り返しているような気分なんだよ』と、義父は言いました。わかりますけど、そのこととうちの息子が肥満になることって関係ないと思うんです」

真奈美は義父のこれまでの勤労に対し敬意を表しつつも、息子のかかりつけ医から、体重の急激な増加や肥満、おやつの食べ過ぎは、大人になってからの健康を左右しかねないから気をつけるべきだと忠告されたことを説明した。

「責めるような言い方は避け、できるだけ優しく、言葉を選びながら話しました。ですが、一度非難されていると感じた舅は、その後決して私の言葉を受け入れてはくれませんでしたね。こんなに頑固で頭のかたい人だとは、知りませんでした。なにせ、退職するまで本当に家にいない人で、長い会話をしたことはありませんでしたから」

この時の抗議をきっかけに、真奈美と舅の仲は険悪になっていった。