ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「依頼は行為中の動画撮影」スーパー店員から探偵になった人妻が、探偵業のウラ側を赤裸々告白。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

 

一週間後、横浜で二度目のデートをした。ミサキさんが先にホテルの部屋に入り、部屋番号をジュン氏に知らせたという。

 

彼を待つ間、シャワーを浴びてバスローブをまとい、盗撮用カメラを設置した。ベッドの正面に設置された大型テレビの横に置いた「細工したバッグの中」からと、ベッドを斜め横から見る位置にある棚の観葉植物の中だ。ICレコーダーは、ベッドマットの下。

カメラもレコーダーも十二時間は録画と録音が可能なものを使った。

「あとは、スマホでどのようにジュンさんを撮影しようかと考えて……。そうこうしているうちに彼が部屋に入ってきたんです。私はバスローブを羽織ったまま彼に抱きつきました。キスをしようとする彼を制して、シャワーを浴びてもらいました。その間、私はカメラの位置を確認し、スマホを持って待機したんです」

やがて、ジュン氏がバスルームから出てきた。こちらに背中を向け、タオルで体を拭いている彼にスマホを持って近づく。

「スマホ片手に近づく私に気づいて、彼は驚いていましたね。『こら、撮っちゃダメだよ』って。でも、ミッションですから『アナタに逢えない時に見たいから』と理由をつけて、承諾してもらいました。室内の照明もあえて明るいままです」

ベッドに入った後も、スマホを持ったまま男女の関係になったという。

「ラブラブな感じで、バッチリ撮影しました。2人の喘ぎ声はICレコーダーがしっかり拾ってくれているでしょうし。すべてが終わると、彼には先にシャワーを浴びるよう勧めて部屋を出てもらいました。そして、仕掛けて置いたカメラやICレコーダーを回収したんです」

ミサキさんがA社長に連絡したところ、予想外の言葉が帰ってきたという。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5