この秋登場！新型レクサスLMはどんな車なのか？内外装を徹底チェック！

■日本での価格は、上級の4人乗りで1200万円からか

パワートレインは、2.4L直列4気筒ターボハイブリッド（eAxle）と、2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム（E-FourとFF）を設定、この辺りはクラウンクロスオーバーと同じ設定だ。日本仕様は、まず2.4L直列4気筒ターボハイブリッド（eAxle）の4人乗り仕様から投入されるという。

左右連結したタイプのテールランプデザインは、このところのレクサス車全般と共通している

車両価格は未公表だが、現在販売されている中国トヨタのアルファード2.5Lプレミアムエディションが89万元（≒1733万円）であり、その日本版にあたる2.5LハイブリッドSR-Cパッケージが税込1572万円であることを考えれば、新型LMは6/7人乗りが900万円～、上級の4人乗り仕様が1200万円～になると予測している。

この価格帯であれば、フラグシップのレクサスLS（1078～1796万円）を超えることもなく、レクサスの最上級ミニバンとしての威厳も保つことができる。ただ、たとえいくらであっても、この手のラグジュアリーミニバンを購入する層は購入するだろうし、増えすぎたアルファードよりも、一般人にはおいそれと購入できない価格帯となるほうが、優越感を得られるというもの。街中でこの強烈な存在感の新型LMを見ることができるのが非常に楽しみだ。

Text：Kenichi Yoshikawa
Photo：LEXUS
Edit：Takashi Ogiyama