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小さく安く格好いいSUV!未導入の日産マグナイトこそ日本に欲しい一台だ

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■目の肥えたインドユーザー向けに開発した、日産の力作

インドのクルマといえば、かつて、スズキの子会社である「マルチ・スズキ・インディア」の「マルチ800」が、インドの国民車といわれるほどの人気を獲得したことが知られています。スズキの軽自動車「アルト」をベースに、排気量800ccのエンジンを搭載したモデルで、バランスの良いパワーと日本車の品質の良さを圧倒的な低価格(当時20万ルピー:日本円でおよそ32万7000円)で実現し、爆発的なヒットを記録しました。現在も、このマルチ800に相当するモデルとして、「アルトK10」という、1000ccのエンジンを搭載した小型車が販売されています。

インドでは全長4m以下のクルマの物品税が半額になるため、コンパクトクラスの人気が高く、またインドの暑い気候の中でも、しっかりとした品質(丈夫で長持ち)で快適に乗れる機能・性能が求められます。インドの大手自動車メーカー「タタ」が、10万ルピー(日本円でおよそ16万円)で販売することを目標に開発した低価格車「ナノ」が販売不振に終わったことからも、安いだけでは満足しない、クルマに対するインドの人たちの妥協しない姿勢が伺えます。

スズキの子会社マルチ・スズキ・インディアが販売する現行型アルトK10。インドユーザーの嗜好に合わせてデザインやエンジンが変更されているため、日本で販売されるアルトとは別物

このように、インドの自動車ユーザーは価格に敏感でありながら、安くても品質や安全性、快適性をしっかり求めていく傾向が強いのが特徴。マグナイトはそんなシビアなカテゴリーに日産が初めて投入するコンパクトモデルであり、目の肥えたインドユーザーに挑む力の入った一台なのです。



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