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LIFESTYLE 女たちの事件簿

セラピストに依存させないために…。女性経営者が語る「女性用風俗」の裏側
〜大泉りかの女風レポート Vol.14(前編)〜

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

プレイ内容も運営方針も、いわゆる一般的な女性用風俗とは、一線を画した女性用SM店『Lotus』。

オーナーの芙羽忍さんの信念のもとにきっちりと教育、訓練されたキャストと安心安全にSMを楽しむことが出来ることで、2018年のオープン以降、不動の地位を得ている。

その『Lotus』のオーナーである元女王様で緊縛師の芙羽さんに、今回は女性風俗が抱える問題点とその打開策についてのお話をお伺いした。

***

女性用風俗、通称「女風」を、バランスを取って上手に利用している人がほとんどとはいえ、セラピストに“沼”ってしまい、お金を使い過ぎてしまったり、ネトストがやめられずに、穏やかなメンタルが保てなくなってしまったという話もたまに耳にする。

SMの関係は依存傾向に陥りがちな印象があるが、「Lotus」では“そうさせない”ためにどんな対策を取っているのか。
 

「普通の女性用風俗に比べれば、うちの店はトラブルが少ないほうだと思います。多くても年に二回くらいですよ、ストーカー化する人が出るのは。

そうなるとお店としてきっぱりと切りますし。普通の女風に比べて、SM店は客を依存に追い込みがちっていうのは、むしろ逆。SMだからこそ、はっきりと線が引けるんです。

もちろんキャストに色恋っぽくなるお客様もいらっしゃいます。

その考え方を、だんだんと変えていってうちの遊び方はこうですよ、って理解して貰うこと。それも調教ですから」
 

色恋の感情にもうひとつ、ユーザーたちが気にするのは、同じセラピストを指名する“被り”の存在だ。

女性用風俗では女性客同士がバッティングする機会は基本的にはないので、本来は被りの存在を知ることはない。
 

だが、セラピストやユーザーが活発にSNSを利用している現状ゆえに、被りの存在に気が付いてしまうことも、多々あるという。

後編に続く

Text:大泉りか

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