【後編】【初めての夜職で客の愛人に……】メンタルダウンの休職夫も黙認する「金になる不倫」

【あらすじ】

進藤すみれさん（仮名）はメンタルダウンした夫の代わりに家計を賄うために会員制のスナックで働くことになった。飲酒を強要しないスナックで思っていたよりも快適に働いていたすみれさんだったが、ある日常連客の一人と距離を縮めることになるのだった。

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「中古車販売会社の社長さんです。奥様の愚痴とかお子さんの進学のお話などをされて、その後私のことを聞きたがったんですね。夫が体調を崩して休職していると言うと、すぐに鬱だと思ったのか、『うちの社員で鬱になった子が1人いた』と話してくださって、いろいろ話し込みました。人情に厚い方だなと思いましたね」

中古車販売業の社長はすみれさんのことを気に入り、来るたびテーブルに呼ぶようになったという。

「すごく良い方なのですが、その社長が女の扱いに慣れていることは、いくら経験の少ない私でもわかりました。清潔感があり、男らしい感じでセクシーな方です。遊び方もきれいなんですよね」

ある日すみれさんはその社長からアフターに誘われた。困った、とは思わなかった。どちらかというと内心ガッツポーズが出たという。