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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「わが家の鬼嫁はボス猿だ」子どもの体重を激増させ、挙句の果てにはSNSでいびり……。舅をこらしめた、意外な救世主とは?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

前編はこちらから

姑にけんもほろろな態度を取られた日の夜、真奈美は夫にことの次第を報告した。

夫は「深刻な顔で何を言うかと思ったら、そんなことかよ」とあきれたように苦笑いをしたという。

「うちの子、4歳になった辺りから食べる量が急に増えたんです。かかりつけの小児科の先生からは、幼児期の肥満はそのまま病気に繋がらなくても、後々の健康に影響を及ぼすことがあるから、甘い物や果物の摂り過ぎはダメだと注意されました。だから私はあげたくても一定量を超えてあげないようにしてきたんです。でも、夫は日中の私の育児など知らないし、子どものおやつのことなんか話しても忘れちゃいます。子どもなんて代謝も良いしそれだけ消費もするんだから、あまり細かいこと言うなと気にも留めませんでしたね」

舅のおやつに対する考え方を改めさせるしかないと決意した真奈美は、ある日義実家に出かけるという息子に着いて行くことにした。舅に意見するなんて心底嫌だったが、もはや頼れる人間は自分しかいない。

「舅に、いつもかわいがっていただいてありがとうございます、とまずはお礼を言いました。もちろんそれは本心です。ありがたいと思っています。でも、この頃息子の体重が急激に増えていて健康への影響が心配です、と切り出しました」

舅ははじめ真奈美の訴えを興味深そうに聞いていたが、自分のしたことが批判されていることを知るやいなや、あからさまに機嫌を損ねたという。



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