「教室に通い始めて半年ほどが経った頃、私の誕生日の一週間前にAndyが、“誕生日をお祝いしたい”と言いだしたんです。日本語に直すとなんだか少しドキドキしてしまったかもしれないけど(笑)、英語で言われたので、ニュアンスの違いなのか、なんとなくカジュアルなお誘いに聞こえて。私は、“ありがとう!嬉しい!”と伝え、誕生日の前日に二人で食事する約束をしたんです」。
誕生日前日。Andy が予約をしていたのはカジュアルフレンチの店でした。美枝子さんの予想とは違い、二人きりの時間はとてもロマンチックなものに……。
「夫とも久しくそんな時間を過ごしていないので、だいぶドキドキしました。その日から、私はAndyのことを先生としてではなく、明確に男性として意識するようになったんです」
誕生日ディナーの翌日のレッスン。二人はとうとう一線を越えることに……。
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