まだ夏美が事務所に所属し、細々と女優の活動を続けていたころに、先輩の俳優・翔太（仮名）が、夏美へアタックしてきたのだそうだ。
夏美は、自分から好きな男性へアタックすることが恋愛の醍醐味だと思っているため、最初は相手にもしなかった。
しかし、アタックを続けられていくうちに、だんだん押しに負けてきた。
「とりあえず、体の相性を確かめるために、翔太さんとホテルに行ったんです」
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そこで翔太と関係を持ったのだという。結果は、「とてもよかった」のだそうだ。
やっと運命の人が現れたと、夏美は翔太と交際することを決めた。しかし。
「翔太さんが、その直後に夜逃げしてしまって……。投資話をいろいろな人に持ちかけて、警察沙汰になる寸前だったみたいなんです」
実は私も、貯金を全部と、それに加えて借金をしてまでその投資話に乗りました、とあっけらかんと言う夏美。
その総額数百万におよぶ借金の返済は、今でも続いているという。
「でも、翔太さんのことは恨んでいません。自分が選んだ道なので」
取材していて感じる違和感。夏美が語るエピソードは、どれも現実離れしていて、漫画のようなチグハグ感がある。
借金の件でも、債務整理などをすすめたのだが、「これは私が借りたものですから。私の力で全部返さないといけないんです」の一点張りだ。
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「これでも一応結婚はしたいと考えていて、マッチングアプリを利用しているんです。さっきの画像の男性も、アプリで知り合いました」
また話が変わった。しかも、最初から相手は既婚者だと記載しており、あくまでも飲み友達が欲しい、といったプロフだった。それなのになぜ自分から泥沼にはまっていくのか。
夏美ほどの美貌の持ち主なら、いくらでも好条件の相手と出会えそうなものなのだが、なぜわざわざ既婚者とマッチング？ その動機がまったくわからない。
「女友達には、何かトラウマがあるの？ とかよく聞かれるんです。でも、そんな覚えはまったくなくて...」
衝撃の告白は、次回に続く。
