きっかけは借金！夫実弟との情事に溺れた献身妻の懺悔

泣き止んで目が合った雪乃の顔を持ち上げ、弟は時間をかけてキスをした。雪乃はされるに任せたし、自分から2980円のニットを脱いだのだという。カーテンを開け放している窓に広がるパノラマを横目に、雪乃は弟とソファに倒れ込んだ。

「明るいリビングで触り合っていたんですが、お互い我慢できなくなり、寝室に移動しました。凄いことになってるよ…兄貴としてないの？と聞かれて、もの凄く体が熱くなりましたね。恥ずかしかったけど、とても気持ち良かったし図星だったのでうんうんと頷いてしまったんです。夢中でしてしまいました。お金のことも忘れてましたね」

キングサイズのベッドの上で、雪乃はいつになく大胆に夫の実弟と抱き合った。彼女にとって、大学の頃からつき合ってきた夫以外の男性と行為をするのは初めてのことだった。その相手がよりによって夫の実弟とは…。

「夫は商売が低迷してきて性欲も減退していました。私自身もそうでした。だけどそれまではそんな状態でも何の問題もなかったですし、不満を持ってたわけじゃないんです。でも、体は正直というか、それ以来性欲に火がついてしまい、暇さえあればその日の出来事を思い出して、悶々とするようになりました。夫一筋、商売一筋でやってきたので、急に悪い子になっちゃったみたいです。悩みましたが、それを求める自分がいることは否定できません」