【まるで官能小説】情熱的な年下男性との卑猥なやりとりにハマる母

マークとのやりとりは、母がダイエットをはじめたころと同じ時期だった。

そして、マークの正体が明らかになった。

「どうやら母が結婚前からの知り合いで、母に告白してフラれた人みたいでした」

しかも、マークは韓国に出稼ぎ労働をしていて、彼女がいるうえに、母国に別れたが離婚できていない妻と、娘がいるという。

三拍子揃ったダメ男に、なぜこんなにハマっているのか知りたくなったりえだったが、メッセージを読み進めていくと謎は解けていった。

「マークがすごい甘い言葉ばっかりかけて、それに母がとろけちゃってるんですよね。しかもマークもラテン系のガッチリした体つきにイケメンだから、余計でしょうね」

寡黙な父親には絶対ない、情熱的な感じがハーフでもある母を虜にさせてしまったのだろう。と、どことなくりえも納得してしまった。

「でも……ふたりの愛情表現が度をこしはじめて、いよいよ過激な内容になっていって」