「当時は31歳。アラサーの健康的な体が、夫から拒否されて半年ですから、飢餓状態ですよ。それを救ってくれたのが10歳年上の上司でした。わりと親しくしていたので、レスについて話したら、『こんなにかわいい妻が家にいたら、俺は毎日でもしたいけどね』と言ってくれた。
そこで、そんな空気になり、誘われるままにホテルに行ったんです。上司も妻から拒否されていたそうで、溜まっていたんですね」
しかし、同じ職場のW不倫はうまくいかない。仕事がやりにくくなり、半年足らずで関係を解消したという。
「上司は私を甘やかすし、私はわざと塩対応しちゃうし……。疲れちゃったんです。『泥沼になる前に、もうやめよう』と上司から言われたときは、ホッとしました」
©︎gettyimages
その後は、ツイッターの裏垢で知り合った人などともしたのですが、若いコはテクニックがないので、私が奉仕する側になってしまうことが多い。私はリスクを冒し、スケジュール調整して時間を作って会っているのに、快感を得られない」
そんなときに、彼女は「女性向けデートサービス」の存在を知る。そこには、彼女の理想としていた驚きの世界が広がっていたのだ。
「ときどき思うんです。これはエステなのか、夫に対しての裏切りなのかって。男性の場合は、どうなんでしょうかね」
衝撃の次回では、レス妻が開いた「女風」の世界を詳細にレポートしていく。
Text:Aya Sawaki
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