ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。
「6年前当時、今みたいに“女性向け”のサービスについてそれほど知られていなかった。検索したきっかけは、小説『娼年』(石田衣良著)みたいなサービスがホントにあったらいいな……と思ったこと。いろいろ調べていくと、AV男優がスタッフになっているお店と、女性の性的な快楽の開花をサポートすることがコンセプトのお店があり、AVはちょっと、、、と思って後者のお店に連絡を取ってみたんです」
心臓が飛び出すほど緊張ながら電話をしたが、女性スタッフの丁寧な口調に安心した。「本日ですと、29歳の男性と、35歳の男性が対応できます」と言われ、年下のほうにした。
©︎gettyimages
「2時間有休を取って、渋谷の109の前で16時に待ち合わせ。16時10分から2時間で18時10分。そこから娘の保育園まで1時間。延長保育の門限19時30分にも間に合うと逆算したんです。ドキドキしながら行くと、地味なメガネの男性が来た。清潔感があり、整った顔をしているのに、オーラを消している感じでした。彼がよく使うという道玄坂のラブホテルに『ここでいいよね』と言われながら連れて行ってくれたのもよかった」
ホテルに入ってシャワーを一緒に浴び、自然な流れで、性的なサービスに入っていた。
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