短靴も良いし、ブーツも捨てがたい…
9月8日は二十四節気の「白露」。草の葉に白い露が結ぶという意味で、夜の間に冷え込みはじめ、草花には朝露が輝く季節がやってきました。あんなに暑かった夏も過ぎ去り、だんだん秋めいてきて、今年は中秋の名月が美しかった。
そうそう。じつは意外と馴染みがなくなってしまいましたが、9月９日は「重陽の節句」。3月3日の「桃の節句」、5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕（しちせき）の節句」に続いて、9月９日は「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりして無病息災や長寿を願います。「栗の節句」なんて呼ばれることもあります。
栗が美味しい季節がやってくると、足元にも栗色を取り入れたくなるのが世の常。ということで、第101弾では栗色の靴をピックアップしたいと思います。
栗色とは、栗の皮のような赤みのあるこげ茶色のことで、「落栗色」ともいわれます。
メンズファッションでは もはや定番となった紺色と茶色の組み合わせ、「アズーロ・エ・マローネ」のマローネ（MARRONE）は、イタリア語で栗色を指します。
ちなみに濃い茶色の馬のことを"栗毛"と呼んだり、髪の色を栗色と呼ぶなど、毛の色を形容する場合にもよく使われます。
では話をクルリンパと戻して、栗色の靴の素敵な投稿５選をご紹介していきます！
ジョンロブの「チャペル」
まずは、＠contents_sanさんの投稿から。ジョンロブ（JOHN LOBB）の「チャペル（Chapel）」 です。
流れるようなフォルムを描き、エレガントな表情に仕上げたダブルモンクストラップシューズ、「チャペル」。
木型（ラスト）は、ややロングノーズでセミスクエアトウの8000を採用しています。
かかとに継ぎ目のないシームレスヒールや、狭い間隔で配された２本のバックルなど、ジョンロブらしい意匠が随所に散りばめられた逸品です。
＠contents_sanさんの一足は、おそらくミュージアムカーフのパリジャンブラウンかと思われますが、ため息が漏れるほどの美しさ。これから訪れる秋の着こなしにもばっちりハマる、素敵なカラーです。
いつも美しくメンテナンスされた美しい靴を投稿くださってありがとうございます！ 今後も素敵なスタイリング＆時計とのコーディネート投稿を楽しみにしています。
