洗練さと実用性を両立した老舗の定番は、空港でも威張れる名品
第494回目は、リモワのスーツケースです。
出張に旅行に、国内でも海外でも。どこへ行っても一目置かれるスーツケースと言えば「リモワ」がまず思い浮かぶかと。創業120年を超える歴史はもちろん、スーツケースの常識とも言える「軽くて丈夫」を打ち立てたブランドですから当然ですね。
ファッション性という観点においても十二分。洗練されたオリジナルはもちろん、かのディオールやフェンディなどのビッグメゾンとのコラボも大きな注目を集めました。つまり、実用性とお洒落を両立したブランドなんです。リモワの魅力は、なんといっても革新的な素材使い。創業時から軽くて頑丈な素材を選んでおり、木製のスーツケースを皮切りにアルミニウムを経て、ポリカーボネートが新たに追加されるなど、時代に合わせ進化を重ねてきました。
年々増加を続け主流になっているポリカーボネートを世界で初めて採用したのも同ブランド。こちらの「エッセンシャル チェックイン M」がまさにそのシリーズの一つです。高い耐久性と軽さを併せ持つ中型スーツケースは、重量なんと4.1kg。5泊程度の旅行にちょうどいいサイズ感の中では、他を寄せ付けない圧倒的な軽さを誇ります。ソリッドなマットブラックは洗練さを与え、空港内で転がせば威張りが効くのは間違いありません。スーツからカジュアルまで好相性ゆえ、出張から旅行までバリバリこなせます。
ここ数ヶ月の間に帰省が緩和され、海外旅行の門戸は徐々に開かれてきています。昔から使っているものを物置から引っ張り出すのももちろんいいですが、せっかくですから世の中とともに心機一転! ということで新調してみては。一生モノとは言え進化を続けるリモワの定番なら、きっと今欲しいツボを押さえてくれるはず。
自由な高さ調節が可能なテレスコープハンドルに、360度どの方向にもスムーズに運べる独自開発のマルチホイール®システムが相まって、快適かつスムーズな操縦が可能に。
荷崩れ防止用の中仕切りを装備し、細かいものを収納できるジップ式のネットポケットも付属。仕分けしやすく、すっきりと荷物を整理できるのも見どころです。
昔ながらのアルミニウムが好み! という方には「クラシック チェックイン M」がオススメ。リベット留めしたアルミコーナーやハンドメイドのレザーハンドルが、シンプルなルックスの中にクラフツマンシップが滲む。旅の証にステッカーを貼るなど自分好みなアレンジも楽しめます。
2〜3泊程度の旅行や出張に最適な「クラシック キャビン」。上のモデル同様にアルミニウム製で、機内持ち込みできる小型のスーツケースです。多くの航空会社の規定に対応したサイズ感でありながら、マルチホイール®システムやテレスコープハンドルなど、ありがたい機能性はそのままなのでご安心を。
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
リモワ クライアントサービス 072-994-5522