添い寝で終わる訳もなかった。
義母は、浩平が想像している以上に積極的だった。浩平は熟した女性の魅力に溺れた。
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「同居を始めてから、ずっとあなたに惹かれていたの」
耳元で囁かれたその言葉で、浩平の理性はどこかに吹き飛んでいってしまった。
「このことは絶対に綾に内緒ね。当たり前だけど」
事後、冷静になったのであろう義母が、服を着ながらそんなことを言う。
「もちろんです。綾にバレたら、いったいどうなるか……」
綾は嫉妬深い性格だ。いや、仮に嫉妬深くない女性が妻だとしても、夫が自分の母親と不倫したと知ったら、正気を保てないだろう。
「でも、また僕と……その、こういうこと、してくれますか」
「ええ……。でも、次からはホテルでね」
義母の快諾に、浩平は喜びを感じるのであった。
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