イタリアのハイジュエリーとの共同デザイン第2弾!
2020年に、イタリアの名門ジュエラー「DAMIANI(ダミアーニ)」と共同でデザインした「BELLE EPOQUE-SOLO UNO-(ベル エポック・ソロ ウーノ)」は、発売と同時に完売する店舗が続出。予想以上の反響に感激もひとしおだったわけですが、僕以上に驚いたのが本国の経営陣の人たちだったようで、第2弾を企画することになりました!
第1弾のおさらいをしておくと、前回はDAMIANIの人気コレクション「BELLE EPOQUE」のクロスネックスレスをベースに、ブラックダイヤモンドのクロスの真ん中にひとつだけ、無色透明なダイヤモンドが輝くデザインをしました。
オンリーワン、唯一無二を僕なりに表現したつもりですが、そこには最愛の人を思う気持ちや、自分の大切にしているものを守る気持ちを、肌身離さずもっていたいというメッセージを込めています。
もちろん、こういった思いはほかの人に知られることが目的ではないので、そっとシャツの内側に忍ばせるのがいいかと……。パートナーと共有する人たちや、お揃いで購入するカップルも多かったみたいです。

そこで、第2弾も前回のコンセプトを受け継いだジュエリーを考えることに。普段、ジュエリーをあまりすることのない僕にとって、逆にジュエリーは特別なもの。どちらかというと、お守りに近い存在といえるのかもしれません。
そういう意味では、これ見よがしな感じは絶対にNG。あれこれ考えるうちに思いついたのがテニスブレスレットだったんです。
ちなみに、テニスブレスレットというのは、ダイヤモンドがセットされたラインブレスレットのこと。1987年の全米オープンでスター選手のクリス・エバートがプレー中に身につけていたこのジュエリーを失くし、それをこう呼んだことがこの名前の由来とされています。