まずフロール・デ・カーニャの4年を使って後閑さんが作ったのは、ラムの定番カクテルのひとつ「ダイキリ」だ。
砂糖の代わりに非加熱かつ無添加のハチミツを使い、フレッシュのライムジュースと氷を加えてハンドシェイク。シェイカーの表面が凍るほど、キンキンに冷たく仕上げるのが最大のポイントだ。
思わず「カッコいい!」と干場が叫んでしまうほど美しい後閑さんの手さばきとカクテルの作り方は、ぜひ動画でご覧あれ!
「ラムはもともとサトウキビから作られているので、甘みとの相性がいいんです」
とくにフロール・デ・カーニャの4年は、スッキリしているけれどアーモンドのようなナッティな香りがあるので、一般的なダイキリより酸味を抑えて甘みを強めに仕上げたという。
エグみがいっさいないハチミツ本来の自然な風味(と豊富な健康成分!)が生きる生ハチミツの甘み、スッキリさっぱりとは違う、華やかさと奥行きのある味わいに、干場気絶。
お次はフロール・デ・カーニャの7年を○○で割る!
それは、ラムの水割りならぬ、「ココ割り」! ん? ココ……?
ココとはココナッツのこと。「フロール・デ・カーニャの7年にはココナッツのようなニュアンスがあるので、ココナッツが合わないわけがないんです」
ココナッツの風味をちょっと強めたいときは、ココナッツ・リキュールを少量足して。
「………あ! 気絶してました。後閑さんにかかると、もうマジックですね」
カリウムやカルシウム、ナトリウムなどの電解質を含み、“天然のスポーツドリンク”とも言われるココナッツウォーター。ミネラルウォーターよりもミネラルが多く、スポーツドリンクよりも糖質やカロリーが少ない。さまざまな健康効果も期待されて、欧米のセレブや一流のアスリートにも人気だとか。
ココ割りは、ココナッツの風味のレイヤードが、フロール・デ・カーニャの柔らかいうまみと香りをどこまでも広げてくれる。
干場がバーテンダー修行!?
カクテルの美味しさはもちろん、後閑さんの所作のカッコよさにも魅了されてしまった干場、急遽、後閑さんにカクテルテクニックの指南を仰いだ。それぞれの詳しい解説は動画で!
Lesson1 シェイカーは手首のスナップがカギ
「いい音だとおいしく作れる」──音がキレイなのが、いいシェイク。音が乱れず、一定のリズムで聞こえるシェイクを目指す。バーに行ったら、シェイクの音にも耳を澄ましてみよう。
Lesson2 シェイカーより大事!? 実は難しいバースプーン
腕は動かさず、中指と薬指で回す。スプーンで氷をつかまえて、背をグラスの縁につけたままクルクルクルクル。どんなに回してもカチッといわせないのがプロの技! このステアがうまくできれば、水割りもグンとおいしく作れるようになるという。
Lesson3 プロっぽい!味見のツボは
手の甲の親指と人差し指の間にできるスポット(くぼみ)にチョン。からのフッ。「干場さんのスポット、すごい深いですね」
JTKトドメの気絶は12年で!「ロイヤル・オーク」
トドメはさらにシンプルに。フロール・デ・カーニャ 12年に、干しブドウから作られるトロッと甘口のシェリー(ペドロ・ヒメネス)を少量加えてステアし、氷を入れたグラスに注いだら、オレンジの皮の香りを飛ばしてフィニッシュ。
「重みがあるので、夜、食後とか葉巻の吸い終わりなどのタイミングに合いますね。ダイキリが太陽が照っている昼下がり、ココ割りは日が落ちてきた夕暮れから……と一日じゅう楽しめるイメージでご提案しました」
フロール・デ・カーニャ12年とペドロ・ヒメネスを5:1で。この「ロイヤル・オーク」は、後閑さんのバー「The SG Club」でも飲むことができる。
フロール・デ・カーニャ〈12年〉は、*2022年の三越伊勢丹 夏の贈り物お中元ギフトカタログにも掲載中。そして2022年5月、 「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022」洋酒部門で、金賞を受賞!
フロール・デ・カーニャ、そしてプロの引き出しの奥の深さは底なしか! 究極で至高のJTK三選、ぜひ心ゆくまでご気絶ください。
「フロール・デ・カーニャ」公式サイト
*2022年 三越伊勢丹 夏の贈り物お中元ギフトカタログ〈三越〉
*2022年 三越伊勢丹 夏の贈り物お中元ギフトカタログ〈伊勢丹〉
【提供元】
アイディ商事