男の品格を左右する重要な小物、それは腕時計。どのブランドのどんなデザインの腕時計を身につけるかで、その人の世界観や美意識、生き様が垣間見えてきます。
一方女性は、男性の腕時計をどう捉えているか。内心、どのような腕時計を身につけて欲しいと考えているのか?「ロック福田の腕時計魂!」、「腕時計羅針盤」など腕時計コンテンツが大充実のFORZA STYLEが、大人の男の時計選びをアドバイスしていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回お話するのは、グリーンとブラックのベゼルが目を惹くロレックスの2022年新作、GMTマスターⅡ(Ref.126720VTNR)について。
GMTマスターⅡといえば、1982年に登場してから現在までずっと人気の高いロレックスを代表するコレクションの1つですよね。
ロレックスが初めてGMT機構付きの時計を発表したのが1955年(Ref.6542)。その後様々なデザイン変更を経て、1982年には初代GMTマスターⅡ(Ref.16760)が発表され現在のGMTマスターⅡへと続いています。
新作はなんと左利き用モデル
#腕時計魂でのikeike8800さんの投稿より
こちらの写真、パッとみると一瞬時計が逆さまに映っているのかと思ってしまうかもしれませんが、時計用語では「デストロ(destro)」と呼ばれ、右手首に時計を装着する人のためにデザインされたものです。ちなみにデストロとはイタリア語で“右側”を意味します。
リューズが左側にあるのはもちろん、日付表示も左にありますよね。
今回左利きモデルが発表されたことにはロレックスファンも驚いたようです。
ロレックスといえば、今まではより多くの人へのニーズに答えた時計を制作してきた背景もあり、このような少数派のデザインを作ること自体が非常に珍しいと言えるでしょう。
※左利きの人は全人口の約10%しかいないのです。