あくまでベースはシンプルなローテク、コーデに悩む必要はありません
第51回はオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™️のスニーカーです。
大人のスニーカーと言えば白スニは筆頭。カジュアルでありながらもほんのりシックさを滲ませ、ここ最近はビジネスシーンで使われることもしばしば。スーツに合わせるとなるとベーシックな一足が王道ですが、ともすればカジュアルシーンでは少々攻めたスパイスが欲しいところ。そこで頼りになるのがラグジュアリー・ストリートの一足です。
ファッショナブルな装いとして定着したラグジュアリー・ストリートを牽引してきた「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™️」は、そんな大人の攻めた遊びにオススメ。バスケットボールシューズを想わせるローテクをベースに、サイドにレタードグラフィックをオン。この一手で白スニの雰囲気が一変し、エッジの効いたアクセントをプラスします。とは言え、あくまでベーシックな白スニが元ですから、コーデのしやすさはそのまま。万能にして洒落感を示す使い勝手は群を抜いています。
シューレースにつけられたタグは、同ブランドのアイコニックな意匠とあって、スニーカー好きも唸らせる佇まい。白スニがオン・オフ問わずに愛用される昨今だからこそ、オフのお洒落はこんな攻めた一足で街に飛び出したいですね。
ソールの一部にゲルを埋め込み、目を引くアクセントに。サイドのグラフィックの上には、オフ-ホワイト™️のロゴで知られるアローロゴが。アレを思わせるユニークなアプローチにらしさが滲んでいます。
今季より一新されたロゴがヒールカップに鎮座。また、踵部分にも同様のロゴがエンボスであしらわれています。後ろ姿でもアイキャッチ効果をもたらすデザインの一方で、クッションソールやパッド入りのシュータンを採用するといった快適な機能性も兼備。
オフ-ホワイト™️のスニーカーで忘れてはならないのが、定番のハイカットキャンバススニーカー。ロゴやヒールタブ、ソールの一部を黒で切り替え、いわゆるモノクロに抜群の存在感をプラス。アローロゴやカーキのプラスティックタグなど、アイコニックなディテールも健在です。
ヒールタブはブラックで切り替えただけではなく、新ロゴも。レトロフューチャーなデザインのロゴが、旬なクラシック感を後押し。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
イーストランド 03-6231-2970