ラテンの時間が動き出す。クエルボ・イ・ソブリノスの新作時計がロマンすぎて。

#腕時計 #クエルボ・イ・ソブリノス #2021年新作時計 #キューバ #メンズファッション

2021.11.19 0

男にとって、腕時計とは自分の品格を示してくれる大切なアイテム。であればこそ、他とは一味違った一本を身につけたいと思うもの。例えば特に、旅行なんてシチュエーションなら、誰とも被らない、それでいて背景に思いを馳せることができるような素敵な腕時計とともに時間を過ごしたいと思いませんか？

そんなロマンを追い求める旅好きな紳士におすすめしたいのが、Cuervo y Sobrinos（クエルボ・イ・ソブリノス）からリリースされる『プロミネンテ・ダブルテンポ』の2021年新作モデル。ここでは、その新作時計の魅力と、キューバ発祥のブランドの持つロマンティックなストーリーをご紹介します。

ムーヴメントを２つ搭載した『プロミネンテ・ダブルテンポ』

従来のGMTやワールドタイムウォッチでも、確かにホームとアウェイの時間確認というニーズは満たしています。でも実は、オーストラリアのアデレード、ジャマイカのキングストン、ネパールなど、エリアによっては標準時間から30分／45分の時差があって正確な時刻を確認できない地域が存在するのです。

しかし『プロミネンテ・ダブルテンポ』なら問題なし！　２つのリューズがあることからもわかるように、２つのムーヴメントが搭載されているため、時差の異なる２つの地域の時刻を同時かつ正確に表示することができるのです。

Ref. 1112.1BM 　ケースサイズ：30.5mm（幅）×52mm（縦）、ケース素材：ステンレススティール、約44時間パワーリザーブ、3気圧防水、ストラップ：ルイジアナ・アリゲーター　52万8000円（税込）

文字盤には上下二つの時間表示が配置されています。文字盤の上部では12時間を表示していて、スタイリッシュにデフォルメされたアラビア数字を、伝統的なブレゲハンドの時針と分針が指し示します。12時位置に施されたアプライドのクエルボ・イ・ソブリノスのエンブレムが高級感を演出していますよね。

下部では24時間を表示しているのですが、これこそ旅好きにおすすめしたいポイントでもあります。例えば20時を指針していれば夜の８時ということがすぐに分かる……というように、昼夜の判別も一目瞭然なので、忙しいビジネスパーソンにも理想的なんです。

搭載されているムーブメントは、上部のCYS 5204 キャリバーと下部のCYS 5025 キャリバーの２つ。どちらも便利な自動巻きとなっていて、シースルー仕様のケースバックの２つの開口部からは、美しい仕上げが施されたムーブメントの精緻な動きを確認することができます。

『プロミネンテ・ダブルテンポ』のケースデザインは「プロミネンテ」シリーズの特長であるアールデコ様式美を取り入れたロングレクタングラーケース。シャープな直線ラインと両サイドに段差を付けたデザインの優雅さが目を引きます。

左から　Ref. 1112.1TM、1112.1NM、1112.1AM、1112.1BM　ケースサイズ：30.5mm（幅）×52mm（縦）、ケース素材：ステンレススティール、約44時間パワーリザーブ、3気圧防水、ストラップ：ルイジアナ・アリゲーター　各52万8000円（税込）

そんな『プロミネンテ・ダブルテンポ』のカラーバリエーションは、ブルー、シルバー、ブラック、タバコの４色。アリゲーターのベルトストラップも文字盤の色に合わせて展開されています。ベルト仕様の他にSS製ブレスレット仕様もあるので、好きなスタイルを選ぶことができますよ。

干場編集長も心惹かれた125年のヒストリー

干場も愛用するクエルボ・イ・ソブリノスですが、どのような足跡を辿ってきたのでしょうか？

クエルボ・イ・ソブリノスの創業は1882年。当時、黄金期だったハバナでラモン・イ・クエルボが高級時計宝飾店「La Casa（ラ・カーサ）」として開業しました。兄弟たちも経営に加わると、ブランドを “クエルボとその甥達” という意味の「クエルボ・イ・ソブリノス」に変更し、現在もその名が受け継がれています。