高温多湿な日本の夏にはコレが1番! 一度穿いたら病みつきです
さてさて、第5回目は、ラルフ ローレンのスイムウェア(水着)です。
今夏も毎日ウンザリするような暑さで、ロングレングスのパンツを穿くのは裾がまとわりつくから、はばかられる。
さらに最近は雨季か?と思うほどで、災害級の長雨も続いており、ロングレングスなんて穿いてたらビッチョリになって不快でしかない。
そんなときに重宝するのがショートパンツなんですが、なかでもオススメしたいのは街穿きもできてしまうスイムウェア(水着)、つまり水陸両用パンツなんです!
インナーにメッシュ素材のサポーターが縫い付けられている水陸両用パンツで有名なのは、P社のバギーズですが、個人的には社として掲げる理念や思想がどうにも好きになれず、着るのも買うのも避けてます。
他にもスポーツ、アウトドアのブランドからも水陸両用パンツの類は数多リリースされていますが、そっち系のブランドだとロゴの主張が強すぎて、街でサラッとは穿きづらい。
かたやラルフ ローレンは、左の裾に例のポニーマークがいるだけだし、そもそも出自がファッションだからスポーツやアウトドアのブランドとは作り方も考え方も異なって、街でも取り入れやすいんです!
もちろんオーセンティックなブラックやネイビー、グレーなんかも揃っており、そちらも購入して愛用していますが、直近で買ったのは燦々と輝く太陽の光に映えるイエロー。
夏なら許されるでしょう(笑)。
マドラスパッチワークで右側にのみカーゴポケットが付いたタイプは海外で購入したので、日本での展開があるのか分かりませんが、これなら水着には見えない!
ボタンダウンシャツやポロなどアメトラやプレッピーなアイテムとも相性抜群です!
そして、さらに浮かれた感じで穿くなら全面にイカリ(錨)がプリントされたタイプ。
一見派手に見えますが、ベースがネイビーですし、使われているのはイカリの白と縄の赤なので、落ち着いたトリコロールカラーでフレンチマリンな雰囲気。
意外にボーダーなんかとも合いますし、白やネイビーのTシャツとなら、街で二度見、三度見されるようなこともありません。
これらが、どれも 8000円程度。セール時を狙えば 5000円くらいで買えますし、海外でなら30ドルほどで手に入れることもできます。
それで街穿きもできるし、もちろん水着なので海やプールで使える。コロナで足が遠のいてしまいましたが、予定なく海や川へ行ったとしても そのままザブンが可能です。
インナーにはメッシュが付いているのでパンツいらずですし、高温多湿な日本でも蒸れることはない。突然の豪雨に見舞われても怖くありません!
知り合いには部屋着として使ってるなんて方もいるとか。
あまりに使い勝手が良く、安価なのも手伝って毎年増えまくっており、FORZAでは紹介しにくいハイビスカス柄やアロハモチーフなども含めると 10数枚。
気になった方は騙されたと思って一度試してみてください。暑すぎる夏は、きっと他のパンツが穿けなくなりますから。
まぁ 街穿きできなかったとしても、本来の水着使いできれば、元も取れるでしょう。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka