ハイカットスニーカーを制する者は、おしゃれを制す!?
子供から大人まで、年代や性別を問わず愛用されているハイカットスニーカー。コンバースのカジュアルなキャンバス素材のスニーカーが定番ですが、ジャンル問わず多くのメーカー、ハイブランドからもさまざまな素材で登場していることからその人気が窺い知れます。
しかし、その履き方や紐の結び方によっては、ファッションのセンスに大きな差がでてしまうことも。そこで、今回はハイカットスニーカーのスマートな履き方をお教えします。
【ハイカットスニーカーの靴紐はどこまで結ぶべきか?】
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ハイカットスニーカーを履くときにまず迷うのが「靴紐をどこまで結んだらよいのか」ということでしょう。
一番上まできっちり紐を結ぶと、いくらかかしこまったルックになります。シャツもボタンを第一ボタンまで全部留めると、フォーマルできちっとした印象になりますよね。ハイカットスニーカーも同様なのです。
靴紐を一番上まで通すのではなく、一番上から二つの穴には紐を通さずに履いてみると少しルーズでカジュアルな履き方ができます。キャンバス生地のものならば、折り返し部分を折って、形に変化をつけるのもよいでしょう。
最近では様々なプリントやカラフルな靴紐、折り返しの裏地が異なる色や柄になったものなど、デザイン性に優れたハイカットスニーカーがたくさん出ています。靴紐の通し方や折り返しで印象が変わるので、楽しみ方も広がります。
【パンツ丈は短く、スニーカーを見せて】
次なる疑問は、「ハイカットスニーカーを履くときのパンツ丈はどうしたらよいのか」ということ。夏に大活躍するハーフパンツやバミューダパンツにはよく合うのはもちろんですが、ジーンズやロング丈のパンツに合わせるには、ひと工夫が必要です。
通常丈のパンツにハイカットスニーカーを履いても、見栄えはローカットのスニーカーとさほど変わりません。そこで、ハイカットスニーカーを履くときには、スニーカーがすべて見えるようにパンツをロールアップするか、足首が見えるくらいの少し短め丈のパンツを選びましょう。
パンツをスニーカーの中に入れるよりも、少し細身のパンツをロールアップさせるほうがスタイリッシュな見た目になるうえ、ハイカットスニーカーの存在感がぐっと高まり、足元のコーディネートがしやすくなります。
デザインやカラーのバリエーションが豊富で、さまざまな履き方が楽しめるのが魅力のハイカットスニーカー。靴紐の結び方やパンツとのあわせ方に注目して、足元のおしゃれに差をつけてみてくださいね。
Text:Shinichi Shuto