「ミリタリージャケットがどうしても厳つく見えてしまう……」
そんな悩める皆様に知ってほしい! タフな印象のあるミリタリージャケットでも、コツさえつかめば爽やかなコーディネートができてしまうんです。
今回は色合わせに注目しながら、3つのコーディネートをご紹介します。
カモフラ柄は色を抑えて
まずはミリタリージャケットの定番、カモフラージュ柄 。しかし、ストリート感が強いアイテムだけに、何も考えずに着てしまうと軍服感が濃すぎてしまいます。
カモフラ柄のコーディネートで重要なのは、色使いを抑えることなんです。
カモフラ柄の色合わせは、オーランド・ブルームのコーディネートを参考に。インナーとボトムスを黒で繋げることで、簡単にシックな印象を保てます。
ワントーンコーデで都会的に
次にご紹介するのは、ブラックのミリタリージャケット。黒は使い勝手も良いですし、ちょっとしてお出かけの時にも気軽に羽織れます。一着は持っていたい色味ですよね。
そんなブラックは、やっぱりワントーンコーデをチョイスしましょう。
コンクリートのビルが立ち並ぶ、東京の街並みに似合うモノトーンの着こなし。ジャケットで魅せるためには、他のアイテムをオーソドックスにまとめることがポイントです。
少しでも個性を出したい! というアナタには、生地感を変えてみるのがおススメですよ!
レザーとカットソー素材では、かなり印象が違いますよね。
ぜひご自分に合ったミリタリージャケットを探してみてください。
デートにもミリタリーを取り入れて
最後は「デートで着たいミリタリー」。
ここまで来れば、もうミリタリー上級者。デートでも着こなせること間違いなしです。
ヨハネス・ヒューブルのコーディネートを参考に、あと少しだけポイントをお伝えします。
コーデの主役は、上品なスタンドカラーのミリタリージャケット。白Tと色落ちしたブルーデニムを加えています。
色味を抑えるべきだとお伝えしてきたにも関わらず、なんで白T⁉ と思ったかもしれません。ここは、あえて白Tをチョイスすることで、仕立てや色、素材の良さを引き立たせるテクニック。また、デニムやシューズの濃度を明るくすることで、春らしさもしっかりとアピールしている徹底ぶりなんです。
隣に並んだオリヴィア・パレルモも、同じカラートーンのオーバーオールを着こなすことで、ペア感をしっかりとアピールしています。こんな風に大人な余裕でデートを楽しめたら、もう最高!
明日からチャレンジしてほしいデートコーデです。
ミリタリージャケットは、防寒性や収納力の高さなど、実用的な要素を兼ね備えていることも人気の理由です。しかし、迷彩柄など本物に寄せすぎると、都会的でスマートな印象からはかけ離れるので、選び方や着こなし方には注意も必要。
ぜひコーディネートに気を付けながら、ミリタリージャケットを楽しんでみてくださいね。
Text: FORZA STYLE