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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine

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いくら高価なブランドやアイテムを身につけていても、大人の男としての最低限の身だしなみができていなければ、魅力は半減。30歳を過ぎたら、年齢に相応しく身だしなみを整え、清潔感を保つことがとても重要。それによって生み出される「きちんとした人」という印象が、信頼感を与え、ひいては仕事の成果につながるのです。できる男は密かに取り入れている、「仕事で勝つ」ための男の美容術を、人気YouTuber 宮永えいとさんが紹介していきます。

メンズメイク、スキンケア、ファッション、へアスタイルといった「オトナ男子の身だしなみ」をアップデートするYouTubeチャンネルを配信している宮永えいとさん。ビジネスシーンからプライベートまで様々な「身だしなみ」知識を紹介しており、多くの方から支持されています。

その中でも今回は、現役美容師であるからこそ伝えたい「髪の毛と頭皮の健康のためにやるべき5つのこと」をご紹介いたします!

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「オトナ男子の身だしなみ」を発信する宮永えいとさん。

約10年の美容師のキャリアにおいて、いろんな人の髪の毛に触れてきたなかでの気づきをもとに、僕が日々やっている5つのことを皆さんにシェアしていきたいと思います。

スキンケアも大切ですが、メンズにとっては髪の毛と頭皮のことはすご~く大事。僕が実際に試して、これはいい、と太鼓判を押しているオススメの商品にもぜひご注目ください。

①落ちにくいワックスをやめる

10代・20代の時から当たり前のようにワックスを使って、今でもガチガチにつけている方って本当に多いんですよね。むしろ今の10代の男の子はワックス離れが進んでいます。

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最近「明らかに髪の元気がなくなってきたなあ~」と感じる方、いらっしゃいませんか? これは洗髪で落としきれなかったワックスが頭皮について頭皮環境を悪化させていたり、ガチガチにつけたワックスを落とすために頭皮を洗いすぎたりしているせいかもしれません。洗いすぎて必要な脂分まで洗い流してしまうと、乾燥を引き起こします。またその乾燥が過剰な皮脂を分泌するきっかけにもなってしまうんです。

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僕は今では、ワックスはほぼ使いません。じゃあ何を使っているのかというと、ヘアバームやオイルですね。これらは髪の毛のトリートメント代わりにもなり、スタイリングもできるんです。これは「ザ・プロダクト」のヘアワックス。ハンドクリーム代わりにもなる天然のオーガニックのバームです 。

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水溶性のグリースやジェルもオススメです。水に溶けやすいので、ワックスと違ってお湯をかけただけである程度は落とせます。こちらは、グラッドハンド ウルフマンの水性ポマード。

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髪の毛を上げる時はこういった水溶性のジェルやグリースを使い、ナチュラルなスタイリングにしたい時はバームやオイルのみを使っております。これはデプスのスタイリングジェルですね。

ワックスは「今日はアイロンでヘアセットして、毛先を動かしたい」という時だけ使うようにしています。特にクレイ系などの固めのワックスを使っている方! 毎日使っているのであれば量を減らす、あるいは使う頻度を減らすなどした方が良いと思います。

 

②予洗いをしっかり行い、シャンプーの量を最小限にする

昔は僕も、適当なシャンプーを選び、適当な量を取って、ワシャワシャっと泡立てばそれでいいや、とあまり気にしていなかった時期があったんですが……。今思えば、あれは結構ヤバかったです(笑)。

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長さや髪質にもよりますが、メンズであればシャンプーは0.5プッシュ~1プッシュで十分です! 2プッシュ、3プッシュはちょっとつけすぎかなと思います。まずは1回に使用する量を見直してみましょう。

その代わりに大事になるのが予洗い。シャンプーする前にお湯でしっかりと洗うようにすると、髪や頭皮がだいぶ変わると思います。

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水でサッと濡らしてすぐシャンプー、ってやっちゃいがちなんですけど、この予洗いの方がむしろ大事なんですよね。汚れはお湯だけで結構落とせます。それこそジェルやグリースであれば、お湯でしっかり流すだけで7割くらい落ちるんじゃないかなって実感しています。シャンプーは仕上げに使うイメージ。なので0.5プッシュ~1プッシュで十分なんです。

そもそも、一度に使用するシャンプーの量が多いと、洗浄力が強くなりすぎて、頭皮の脂分を全部かっさらっちゃうんですよね。頭皮の乾燥は、健康な頭髪の大敵。過剰な皮脂の分泌も引き起こしてしまいます。

適切なシャンプーを選び、適切な量を使って洗う、というのが大事です。

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僕が今使っているのは、資生堂のアデノバイタルのシャンプーです。いわゆる頭皮にアプローチするタイプ。最近ちょっと薄毛も気になっておりますので(笑)、同じようなお悩みをお持ちの方は、こういう商品を選ぶといいと思います。

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シャンプーは、本当にたくさんの種類があって、自分に合うものを探すのが大変ですよね。ひとつアドバイスをするなら、市販品よりも美容室専売品などの方が、やっぱりいいです。

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資生堂の専売品もそうなんですが、髪質とか状態によって細かくパーソナライズされているので、自分にあったものを選択しやすいんですよね。多くは5種類程度、ブランドによってはもっと細かく多くの種類に分類されていたりします。

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干場編集長も資生堂を愛用!

毛量が多くて、めちゃめちゃクセがあってなおかつパサパサという人と、僕みたいにめちゃめちゃ細くて直毛でペタンとしやすい人のシャンプーはもちろん違いますよね。美容室専売品のシャンプーなら、本当に自分の髪質に合ったものが見つかるはず。いつも通っているヘアサロンの美容師さんに相談して選ぶのもいいんじゃないかなと思います。

 

③パサつきが気になるなら、洗い流さないトリートメントを付ける

これは人にもよりますが、お風呂から上がってドライヤーする前に、洗い流さないトリートメント やアウトバストリートメントを付けると、髪の毛の状態が良くなると思います。

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ドライヤーって少なからず熱を使っているので、髪の毛には多少なりともダメージになるんですよね。洗い流さないトリートメントを付けてから乾かすと、熱ダメージから髪を守ることができるだけでなく、栄養分が髪に浸透するのを熱が促進してくれるので「髪の毛パサつくな」とか「毛先が傷んでいるな」っていう方は、洗い流さないトリートメントがオススメです。

「ドライヤーで乾かすと髪が傷むんだったら、むしろ自然乾燥でいいじゃん」と思うかもしれません。ですが、完全に乾ききっていない髪の毛は、表面のキューティクルが開いたまま。うっかりそのまま寝てしまうと、枕との摩擦でかえってダメージが大きくなってしまいます。変な寝グセもつきやすくなりますよね。だからこそ、ドライヤーで素早くしっかり乾かした方がいいんです。そのダメージを最小限にするために、洗い流さないトリートメントを付けよう、ということですね。

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ちなみに僕自身は「髪の毛・超健康」タイプで全然ダメージがないんですね。なので普段は洗い流さないトリートメントは付けていません。ですが、美容師としての経験からオススメするなら、ミルボンのエルジューダというシリーズの洗い流さないトリートメント。これはいいですね。髪質によって選択肢も多いですし、容量もあるし、香りも良い。 そしてしっかりとダメージから髪を守ってくれます。ダメージが気になる方は、ぜひこういった商品を取り入れてみてください。

 

④頭皮用のトリートメントをつける

僕が日常的に使っているトリートメントは、こちら。頭皮用トリートメント。

ドライヤーで乾かす時のダメージって、髪の毛だけじゃなくて地肌の乾燥にもつながるんですよね。僕も冬場は、シャンプーの量などに気をつけていても、頭皮が乾燥してフケが出ちゃったりすることも。頭皮の乾燥を防ぐという目的でこういった頭皮用トリートメントを使っています。

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こちらはロレアルのセリオキシル デンサーヘアという商品。僕自身、何本もリピートしていますし、よく紹介もしています。「頭皮の状態を健やかに保つ」みたいなうたい文句で、いわゆるハゲ対策にも良いアイテムになっております。

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頭皮数ヵ所にトントントンと付けて、軽くマッサージしてからドライヤーで乾かかします。これで頭皮も保湿されますし、香りも良くなるんです。頭皮ってたまに臭くなったりするじゃないですか。そういうのも防げるので、これはイイですよ〜。

 

⑤当たり前ではあるけど……ちゃんと乾かして寝る

メンズのみなさん、面倒くさがって髪を乾かさずに寝てしまうこととかあると思うんですけれど……、絶対に乾かした方がいいです。

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洗い流さないトリートメントの時もお話ししましたが、髪の毛の表面にはキューティクルという、コーティングされたウロコのようなものがあって、これがギュッと重なっているんですね。髪の毛が濡れるとこのウロコ、つまりキューティクルがパーって開くんです。濡れた状態、つまりキューティクルが開いた状態で髪が摩擦を受けると、キューティクルが傷ついたり剥がれてしまう危険性があるんです。キューティクルが傷ついたり、剥がれてしまったりすると、髪の成分が流出しやすくなるだけでなく、外部からの刺激もうけやすくなるので、髪のダメージにつながるんです。

そして頭皮! お風呂後の温度が高く湿気のある状態の頭皮は、雑菌が繁殖しやすく蒸れやすくなっています。つまり、臭くなりがちなんです。頭皮が濡れたまま寝てしまうと、枕で密閉されてしまい、頭皮がずっと蒸れた状態に……。これは臭い的にも菌的にも絶対に良くありません! きちんとドライヤーで乾かした方が、結果として髪と頭皮の健康につながると思います。

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ですから、お風呂から出たら頭皮用トリートメントをつけて乾かすという習慣を付けるのが一番いいんじゃないかと思います、面倒くさいのなら、風量の強いドライヤーを買って時間を短縮させるとか 、テンションが上がる香りの良いトリートメントを買ってみる、などしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか? 今まで何気なくやってきたことが、髪や頭皮にダメージを与えていたのかも、気になる臭いの原因になっていたのかも……と、ドキリとした方もいたのではないでしょうか。

最低限この5つをきちんと行うことで、髪の毛の健康状態、そして頭皮の健康状態も良く保たれて、薄毛なども未然に防げると思っています。

それではまた次回もお楽しみに!

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構成:FORZA STYLE



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